
2011/06/06 作成
今年も、王隠堂農園(奈良、和歌山、三重)から樹上で漬け頃になった有機青梅のお届けが始まります。6月上旬からは、シロップや梅酒用にやや実のかたい青梅が、6月中旬からは黄色からほんのり色ついた梅干用に適した青梅が登場します。青梅が出回るのはとても短い期間です。旬を逃さずに季節の手仕事を楽しみましょう。梅シロップ・ジュースや梅酒は、初心者でも失敗なく簡単に作れます。マスターしておきたい日本の伝統的な保存食のひとつです
梅には、クエン酸などの有機酸が多く含まれているため、疲労回復を早める、胃腸を整えて食欲増進、便秘の解消、血行促進による冷え性の改善などの働きが期待できます。今年の夏は、梅の力で元気に過ごしましょう
手作り果実酒の定番といえば、梅シロップ・ジュースや梅酒です。作り方はシンプルですが、一粒一粒を丁寧に下ごしらえすることがポイントです。梅のエキスを引き出すコツは、梅を一度冷凍させること。凍らせることによって繊維が壊れ、エキスが出やすくなり、短時間で出来あがります。梅シロップは約1ヶ月後、梅酒は夏には飲めるようになります

<梅シロップ・ジュース、梅酒共通の下準備>
一粒ずつ梅のヘタを竹串や爪楊枝の先で取り除く
サッと水で洗いざるにあげ、乾いたふきんで水を十分にふき取る
ポリ袋に入れ、冷凍庫で半日以上凍らせる
容器を熱湯か焼酎で消毒し、しっかり乾燥させる
梅シロップ
<材料>[出来上がり約800~1000cc]
青梅…1kg、洗双糖(砂糖)…1kg
<作り方>
- 梅と砂糖は1:1の割合
- 梅に洗双糖をまぶしなから容器(蓋付広口ビン)に入れ、冷暗所に置き、洗双糖が溶けやすいよう、1日1回程度、容器ごと静かにゆすりましょう。梅がしわしわになり、洗双糖が溶けきったら完成
*濃厚なので、水や炭酸水、牛乳などで割ったり、カキ氷のシロップに
*出来あがったシロップは密封容器に入れて、冷蔵庫に保存して下さい
*2ヶ月ぐらいで飲みきりましょう
*梅は漬けたままでも保存できますが、取り出してジャム作りに使っても

梅酒
<材料> [出来上がり約1000~1500cc]
青梅…1kg、洗双糖(砂糖)…500g、焼酎(35度)…1.8リットル
<作り方>
- 容器(蓋付広口ビン)に洗双糖、梅を入れ、焼酎をそそいで密封し、冷暗所に置く
- 時々容器を揺り動かして、糖分が均等に混ざるようにする
*約3ヶ月で飲めるようになります。一年置くと、より熟成されコクのあるまろやかな味わいになります
*梅は漬けたままでも保存できますが、取り出してジャムや煮梅にしても(梅はいわしなどのにおい取りなどにも利用できます)

【青梅(梅シロップ・梅酒用)】 1kg
王隠堂農園 (奈良、和歌山、三重)
王隠堂農園の有機青梅です。樹上で完熟した青梅なので、水につけてアク抜きする必要はありません。梅が青いうちに使うと、上手に梅シロップ・梅酒が漬けられます。時間に余裕がない場合は、梅を冷凍保存しておきましょう。冷凍しておけば熟すことなく酸味も保ったまま保存できます


王隠堂農園
南北朝時代から続く旧家、47代目・王隠堂誠海氏が率いる王隠堂農園グループでは約35年にわたって、青梅や柿を中心に有機農産物の生産から加工までを一貫して取り組んでいます。また、生産者仲間とネットワークを組み、地域農業の生産拡大と農産物加工の充実によって、地域の農業の発展を目指し日本の農業を守り続けています
★6月上旬より、漬け頃の梅が順次出荷されます
| 樹種 | 品質・特性 |
| 鶯宿(おうしゅく) | 果皮が他品種に比べ少し固いのが特長。梅シロップ、梅酒、甘露梅、カリカリ梅干し用におすすめ |
| 白加賀(しらかが) | 果皮も比較的柔らかで、果実全体にうぶ毛があり、白っぽく見える。梅シロップ、梅酒、梅干し作りなどオールマイティーに使えます |
| 林州(りんしゅう) | 果皮・果肉ともに柔らかく、粒も大きめ。昔から吉野地方の梅として栽培されています。梅全体にうぶ毛があり、丸い形が特長 |
| 南高(なんこう) | 果皮・果肉ともに柔らかく、粒も大きめ。熟すにつけ独特な芳香があり、梅干用に適しています |
砂糖といっても、色々と種類があります。どれを使ってもできますが、出来上がりの色や味が変わってきます。お好みの砂糖を使ったり、色々な砂糖をブレンドしてみたり、お気に入りの味を見つけるのも手づくりならではの楽しみです

【洗双糖】 500g/1kg
PODポラン オーガニックフーズ デリバリ(東京)
鹿児島産さとうきびから作られた粗製糖です。まろやかでクセがなく、料理やお菓子作り、保存食作りなど、どんな調理にも利用できます
さとうきびを搾り、不純物を取り除いて濃縮。遠心分離機による「洗い」を2回繰り返すので、洗双糖と名付けました。最小限の精製にとどめ、さとうきびに含まれるミネラルを出来るだけ活かしています

【有機メープルシュガー】 100g/500g
アレガニ(カナダ)
有機メープルシロップをじっくりと煮詰めて作りました。風味と甘さ、樹液に含まれている天然ミネラルが凝縮されています。また、砂糖や蜂蜜よりもカロリーが低く、ビタミンやカルシウム・鉄分等のミネラルを豊富に含みます。サラサラとしていてコーヒーや紅茶等の甘味料、料理やお菓子作りに使いやすいです。特に、色よく仕上げたいジャム作りや生クリームに加えたり、クッキーなど水分を必要とせずに作る焼き菓子に最適です

【国産純粋りんご蜂蜜】 500g
斉藤養蜂園(青森)
青森県津軽平野で採蜜しました。りんごの花の開花期間は、約10日程と短いためたいへん貴重な蜂蜜です。金色の色合いと、りんごを感じさせる爽やかな酸味のある甘味が特長
生産者の斉藤年正さんは、花の開花にあわせて各地で採蜜をする転地養蜂家です。現在、日本日本各地で採密をする転地養蜂家は、わずか200名程。高齢化による引退、蜂場・蜜原植物の減少、外国産の輸入増加、後継者不足など沢山の問題を抱えています
梅酒は、梅本来の爽やかでまろやかな美味しさを引き出すために、原料と製造法の確かな本格焼酎で仕込みましょう。その際、35度以上の焼酎を使用します。除菌や雑菌の繁殖を防ぐことと、浸透圧作用で梅のエキスが十分に引き出せます。米焼酎、麦焼酎はもちろん、ブランデーや本みりんでも仕込むことができます

【米焼酎 豊永蔵2(35度)】 720ml/1800ml
豊永酒造(熊本)
地元熊本県球磨郡産の有機米のみを使用し、麹造り・一次仕込み・二次仕込みと時間をかけて丁寧に仕込み、熟成したモロミを昔ながらの伝統的な常圧蒸留法で蒸留した本格焼酎。常圧蒸留することで、米焼酎独特の甘みと香りを引き出した、温かみのある味わいが特長です
芋焼酎にも負けないコクのある甘みがあり、お湯割りにすると、さらに甘みと香りが引き立ちます

【麦焼酎 謹醸壱岐(35度)】 1800ml
玄海酒造(長崎)
玄海灘に浮かぶ壱岐ノ島は日本の麦焼酎の発祥の地。その歴史は四百年に及びます。米麹1/3、大麦2/3という壱岐焼酎独特の仕込みをし、熟成させた原酒をブレンドしています。米麹の甘みと大麦のふくよかな香り、まろやかなコクが特長です。梅酒のベースとして使うと、梅の風味を損なわず、すっきりとしたやさしい味わいに仕上がります

