2012/02/20 作成
三月三日は桃の節句。女の子の健康と幸せを願うおまつりです。ひなまつりは中国から伝わってきた節句の行事と平安時代の人形遊び、無病息災を祈願する行事など様々な行事や信仰などが合わさったものだと考えられています。無病息災を祈願する際に草木や紙で人形を作り、酒や供物を添えて“病気や災いを身代わりに背負ってくれますように”と願いをこめて川や海に流していました
現在でも雛人形を飾り、ひなあられやひし餅、ちらし寿司などでひなまつりをお祝いします。ちらし寿司や桜餅で華やかに、桃の節句をみんなで楽しみましょう
ひなまつりといえば、ちらし寿司。多彩な具を使って、ちょっと一工夫を施し、華やかに仕上げましょう。「カップ寿司」とは、カップに入った酢飯の上に具を盛り付ける、ミニサイズのちらし寿司のこと。小さくて食べやすく、作るのも簡単です。ぜひ一度チャレンジしてみませんか
カップ寿司(約4人前)
<材料>
海鮮ちらし寿司の素1セット、平飼い卵2個、菜花適量、米2合、万能酢適量
<作り方>
- お米2合を炊き、1.5合は海鮮ちらし寿司の素で五目ちらし寿司を作る。0.5合は万能酢で酢飯にする
- 平飼い卵で薄焼き卵を作り、菜花をサッと茹でる
- カップに五目ちらし寿司と酢飯を交互に詰め、あとはお好みで具を盛り付けるだけ
【海鮮ちらし寿司セット】 215g(ちらしの具120g+海鮮95g)
鐘千(福岡)
国産丸大豆醤油と味の母、洗双糖を使って煮しめたちらし寿司の素が付いているので、手軽に本格的なちらし寿司が楽しめます。さらに北海道産秋鮭のマリネ、北海道産いくらの醤油漬け、長崎産ヤリイカ、インドネシア産エビと、新鮮な海鮮素材が4種類も入っています
定番のちらし寿司にはもちろん、種類豊富な素材がたっぷりなので、カップ寿司作りにおすすめです。1セットあればあとは他の具材をちょっとプラスするだけでバラエティー豊かに楽しめます
【はまぐり】 175g(4~6個)
鐘千/福岡県糸島漁協(福岡)
ひなまつりに忘れてはならないのが、はまぐりのお吸い物。対になったはまぐりの貝殻は、ほかのはまぐりの貝殻と組み合わせても、絶対に合いません。“はまぐりの殻のように、ピタリと合う男性と娘がめぐりあい、幸せな人生が送れますように”という、願いが込められています
九州玄海灘に面した加布里湾で手作業で収穫したもの。一時は絶滅寸前とまでいわれていた貴重な天然ものです。砂抜き、洗浄、加熱処理済なので素早く火が通り、短時間で調理ができます。漁獲者は約25名に限定、1人1回の漁につき10kgまでという漁獲量制限や、5cm以下の小さいものは浜に戻し、漁獲場所を3ヶ所に限定し、1年に2ヶ所で漁を行い、1ヶ所を休漁させるなど、毎年安定した漁が行えるよう工夫をして漁獲したものです
【万能酢】 300ml
PODポラン オーガニックフーズ デリバリ(東京)/太田酢店(福島)
国産りんごワインから作ったりんご酢をベースにした、爽やかな風味が特長の調味酢です。透明で上品なだしがとれる北海道産利尻昆布をりんご酢に浸し、洗双糖、塩、みりんで味を調えました。寿司酢としてはもちろん、酢の物、マリネ、ドレッシング、和え物など、様々なレシピに使える、まさに“万能”なお酢です
また、タレやソース、ビーフシチューなど、料理の隠し味にもおすすめです
【平飼い卵】 10個 / 6個
中島芳三(埼玉)、藤田 孝広(長野)、鬼塚 順(山梨)、眞家弥太郎(茨城)、北群ファーム(群馬)
広々とした鶏舎で太陽を浴び、しっかり運動をして育つ平飼い鶏は健康で、抗生物質などの薬剤は不要です。そんな鶏から産まれた平飼い卵は臭みがなく、味が濃くて昔の卵の味がすると好評です。ほのかに甘みも感じられます。ちらし寿司の錦糸卵作りにどうぞ。目玉焼きや卵焼きなどの卵の味わいがおいしさを左右する料理におすすめです
【菜花】 1束
かごしま有機生産組合(鹿児島)
菜花を使って春を一足先取り。アブラナ科の花芽の総称で、花と若葉の部分を食べます。暖色系の具が多い海鮮ちらし寿司に、菜花のグリーンが栄えます
ほのかな苦みと辛味が特長で、ビタミンB1、B2、C、カロチン、鉄、カルシウム、食物繊維などを多く含む緑黄色野菜です。おひたしや和え物のほか、油とも相性がいいので炒め物やパスタにもどうぞ
食後にはポランおすすめの和菓子をどうぞ。桜の花をあしらうなど、見た目も春らしく、華やかです。着色料などは使わず素材が持つ自然な色合いを大切に仕上げました
【桜餅】 50g×4
小山製菓(東京)
北海道産小豆と洗双糖の自家製こし餡がたっぷりと入っています。国産小麦粉と新潟産もち米粉の生地で餡を包みました。生地はクレープ風に薄く焼いた関東風の薄皮タイプで、紅麹を使い淡いピンク色に仕上げました。お餅を包む桜葉は薬剤処理をしていないものを使用しています。桜葉の塩漬けの香りと塩気、程よい甘さのこし餡が互いに美味しさを引き立て合います
【桜花饅頭】 40g×5
菓房はら山(埼玉)
桜葉の塩漬けを混ぜた白餡が饅頭にたっぷり。饅頭の頭には桜の花の塩漬けをあしらい、ほのかな塩味と春の香りが楽しめます
北海道産白いんげん豆の甘さと桜葉の塩漬けの風味がよく合い、絶妙な甘じょっぱさと、桜の香りが口の中に広がります
【うぐいす餅】 40g×5
菓房はら山(埼玉)
北海道産有機小豆とブラジル産有機砂糖の滑らかな舌触りで、小豆の風味が活きている自家製こし餡を、もっちり柔らかい求肥餅で包みました。仕上げに、うぐいす粉とも言われる北海道産青大豆のきなこをたっぷりとまぶしました。求肥のもちもちした食感と、きなこの香り、こし餡の優しい味わいが口の中に広がります
【桜の花のクッキー】 8枚
サンラピス(静岡)
長野産小麦粉、北海道産バター、洗双糖、平飼い卵を使った手作りクッキー。桜の花の塩漬けをトッピングし、春らしく仕上げました。シンプルな味わいのクッキーに桜の香りがアクセントになっています
紅茶やコーヒーはもちろん、桜の香りは緑茶にも合います。見た目も可愛らしいので、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです