2011/06/27 作成
高知県四万十川で獲れた天然鮎と天然川えびを、マイナス30℃で急速冷凍し、鮮度・風味をそのままに産地より直送でお届けします
鮎は川底の石に付く苔を削り取るように食べます。日本最後の清流と呼ばれる四万十川は、良質の苔が生え、それを食べることによって香り高い鮎に成長します。川えびは、立派なはさみを持ち、四万十川産でしか味わうことができないという、プリプリとした食感と香ばしさが特長です
四万十川の天然の味をお楽しみください
四万十川西部漁業協同組合「鮎市場」は、創業以来地元の川漁師と共に四万十川で獲れた天然の素材をお届けしています。また、伝統的な鮎漁を続けられるよう、川漁師の利益を守ることを大切にしています

天然鮎は四万十川にできる珪藻類を食べ、数ヶ月で成長します。鮎の味はその珪藻の育ちで違いがでます。四万十川では美味しい珪藻が育っていますので、香りが良く美味しいと言われています。今年は特に春の水量も充分で、稚魚が順調に遡上している姿が見えていますので期待しています。私たちは、獲った天然鮎を新鮮なうちに急速冷凍し、味・風味が落ちないようにしています。この鮎を食べて四万十川を満喫していただければ嬉しいです
また四万十川の川えびは、広い川で泳ぎ回り、美味しいエサを食べ育っています。一般にある淡水えびとは違うプリプリとした身の食感が今、全国でも注目されています。素揚げして、塩を振りかけて食べてください
鮎市場代表 林 大介

伝統の鮎漁を続けていくために、セリがない市場「鮎市場」
四万十川西部漁業協同組合「鮎市場」は、高知県西部四万十川中流域にある、鮎・川えび・ツガニなどの集出荷場です。四万十川は、全長196kmありますが、「鮎市場」では、1956(昭和31)年の創業より、地元の川漁師と共に、四万十川源流域の西土佐から十和地区で獲れた「天然もの」のみを扱っています。
市場という名前がついていますが、セリは一切行なっていません。川漁師から固定価格で仕入れています。セリを行い、市場が価格を決めると、川漁師の適正な収益が減少してしまいます。川漁師の利益を守ることで、伝統的な鮎漁業を応援しています
四万十川では、天然鮎は6月1日~10月15日、天然川えびは5月15日~11月30日まで漁がおこなわれます。獲れた鮎や川えびは、マイナス30℃で急速冷凍され、鮮度・風味をそのままにお届けします


【四万十川天然鮎】500g(5匹前後)
四万十川西部漁業協同組合(高知)
四万十では「あい」と呼ばれます。天然の鮎は、むなびれの上方にある美しい黄色の斑紋がより鮮やかで、体の色も全体に黄色味をおびています。厳しい瀬のなわばりを動きまわるので、引き締まり、首の後ろがせりあがっています。苔を食べて成長する鮎は、苔の良し悪しで味わいが全く異なります。日本最後の清流と呼ばれる四万十川は、ダムが少なく清らかさを誇り、そこに流れる水は手つかずの山から湧き出たミネラル分を豊かに含んでいます。清浄な川で、砂などの混じりけのない苔を食べて育った鮎は、雑味がなく、旨みと香りを堪能できます
友釣で釣ってすぐ氷でしめ、さらに急速冷凍しているので状態が良いです。友釣とは、掛け針をつけたおとりの鮎を泳がせ、そこを縄張りにもつ鮎が挑んでくるのを針にかけて捕らえる漁法です
塩焼き、フライなどでお召し上がりください。焼いた鮎をご飯と一緒に炊いて、鮎めしにもどうぞ


【四万十川天然川えび】250g
四万十川西部漁業協同組合(高知)
川えびは、四万十川の河口より60km位までの広い範囲で獲れます。四万十川の川えびは、ヤマトテナガエビとも呼ばれ、大きなものでも体長は9cmほどで、第二胸脚と呼ばれる足が十分に発達し、立派なはさみを持っています。プリプリとした食感、香ばしさは、四万十産天然川えびでしか味わうことができないといわれ、海のえびに比べ、独特の濃厚な風味があるのが特長です
四万十川の川えびは、コロバシ漁というテナガエビの夜行性の習性を活かした伝統漁法で漁獲します。コロバシ(筒)にエサを入れた仕掛けを水中に沈め、川えびを誘い込んで捕獲する漁法です。コロバシは一昼夜仕掛けられ、早朝に引き上げます
カラっと素揚げして、川えび本来の味を楽しむのがおすすめです。火を通すと真っ赤になり、高温で揚げれば、長いはさみもあたまも丸ごと食べられます。
から揚げ、塩茹で、塩焼きのほかに、えびを飾った川えび素麺などは見た目にも豪華です