2015/07/06 作成
2015年の夏の土用の丑の日は7月24日と8月5日。夏の土用とは二十四節気の立秋の前18日間のこと。その期間中の「丑」の日にうなぎを食べます。土用の丑の日にうなぎが食べられるようになったのは、江戸時代とされます。古くからうなぎは滋養食として知られ、たんぱく質や疲労回復に効果的なビタミンB1、B2、抵抗力を高めるとされるビタミンAが豊富です
ポランがお届けするのは、日本最後の清流といわれる四万十川の稚魚から育てた、加持養鰻場の純国産うなぎ。天然うなぎに近い弾力のある厚い身とあっさりめの脂が特長です。夏バテ防止にうなぎを食べて、この夏も元気に過ごしましょう

シラス(うなぎ稚魚)漁

高知・加持養鰻場の皆さん
四万十川で獲れた稚魚のみを養殖
一般に「国産」と表示されていても、実際は中国や台湾などから稚魚を輸入したものが多い中、加持養鰻場のうなぎは四万十川で獲れた稚魚(シラス)のみを四万十市で育てた純国産です。四万十産うなぎ稚魚を、じっくり1年以上の歳月をかけて育てています
密飼いせず、抗生物質などの薬剤不使用
うなぎに最適な水環境で育つ
養殖池の水は四万十川の支流・深木川の伏流水を使用しています。伏流水とは、川の水が地下に染み入ってできた地下水脈を流れる水のこと。地下を流れる間にゆっくりとろ過された水です。水は塩で消毒し、池の下には木炭を敷き活性炭作用によって浄化を行っています
また、ゆったりと泳げるよう密飼いせず、一般の養殖密度の半分以下で育てています。しっかり運動できる環境で養殖することで、病気を防ぎ、薬品の必要がない、健康的でしっかりと身の締まったうなぎに育ちます。こうして育ったうなぎは、弾力のある身にあっさりとした脂がのり、天然物にも遜色のない味わいです

【特選うなぎ蒲焼(タレ・山椒付)】 160g
【うなぎ蒲焼(タレ・山椒付)】 約120g
生産者:加持養鰻場(高知)
焼いたうなぎの骨を加えて1時間以上じっくり煮込んだ特製タレを使い、炭火で香ばしく焼き上げました。定番のうな丼、うな重のほか、ひつまぶしやうなぎ茶漬けにもどうぞ。【特選うなぎ蒲焼】は、四万十川で獲れた稚魚を、1年以上かけて大きな規格に育てました

【うなぎ白焼(タレ・山椒付)】 約120g
生産者:加持養鰻場(高知)
炭火で焼く途中に蒸す工程を加えることで、固めの皮も美味しく食べられるように工夫しました。生姜醤油やわさび醤油でシンプルに素材の味をお楽しみください。酒の肴や食卓での一品としてどうぞ。塩焼きや煮つけ、酢の物もおすすめです。フライパンに、冷凍のままのうなぎと少しの水と酒を入れ、フタをして蒸し焼きにするとふっくら仕上がります

【うなぎの肝】 60g
生産者:加持養鰻場(高知)
加持養鰻場のうなぎの肝をボイルしました。うなぎ蒲焼のお供・肝吸いにどうぞ。お吸い物にはお椀一杯に肝一個が目安。残った肝はタレをつけたり、シンプルに塩を振るなどお好みの味付けで肝焼きにしたり、甘辛の肝煮にしてどうぞ。ほろ苦い肝は、酒の肴にもぴったりです。栄養たっぷりのうなぎの中でも肝には特にビタミンAが豊富に含まれています

【ひつまぶしの素】 70g
生産者:遠忠食品(東京)
加持養鰻場のうなぎを甘辛く炊き上げました。うなぎをひつまぶし用に小さく刻み、天然醸造醤油などの厳選調味料で味付け。炊いた一合分のご飯に混ぜ込むだけで手軽にひつまぶしが楽しめます。まずはそのまま食べ、次にねぎや山椒、わさび、きざみ海苔などの薬味を乗せて、最後はだし汁をかけてお茶漬けにしてお楽しみください。3通りの味わい方ができます
しじみの旬は冬と夏。夏のしじみは産卵のために身が肥え、土用しじみと呼ばれます。昔から“土用しじみは腹薬”といわれ、夏バテ防止に役立つといわれています。しじみには良質のたんぱく質やタウリン、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、貝類の中でも特に栄養が豊富。肝臓機能の働きを助けるグリコーゲンも豊富なので、夏の飲み会シーズンにもおすすめです

【宍道湖の大和しじみ】 180g
生産者:渡邊水産(島根)
光沢のある黒~褐色の殻をもつ、うまみたっぷりのしじみです。島根・宍道湖は日本海の潮流と川から流れ込む河水が混じり合い、海水の約10分の1の塩分を含んでいて、この環境条件がおいしい大和しじみを育みます。その日に獲れた宍道湖産大和しじみを、砂抜き・冷凍しました。だしがたっぷり出るので、味付けは味噌だけで十分です。冷凍のまま調理できます