2014/09/08 作成
秋分の日の前後三日をあわせた七日間は秋のお彼岸です。秋分の日は昼と夜の時間が同じで、季節の変わり目でもあります。「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、彼岸を過ぎると夏の暑さも和らぎ過ごしやすい季節になります。この時期は、彼岸(あの世)に通じる道が開くとされ、先祖を供養するためにお墓参りをしたり、仏壇にお供え物をする風習があります。お彼岸にお供えするおはぎは、秋彼岸の頃に咲く萩に由来してその名で呼ばれています
餡子やきな粉、すりごまのほか、枝豆のずんだ餡や青海苔で包んだり、黒米おはぎなどにすると見た目もきれいです。季節を感じるおはぎを、ポランの材料で手作りしましょう

おはぎ
<材料> もち米 … 2合、米 … 0.5号、塩 … 少々
[つぶあん] 小豆…300g、洗双糖…250g、塩少々
[衣] きな粉・すりごま・洗双糖・塩適量
<作り方>
[つぶ餡を煮る]
- 小豆を洗い、たっぷりの水に漬け火にかける。沸騰後15分煮つづけ、ザルにあけ、煮汁は捨てる
- もう一度たっぷりの水で30~40分煮る。小豆を指で押して潰れるぐらいに柔らかくなったらザルにあけて水気を切る
- 小豆と洗双糖を火にかけ、小豆から出る水気がなくなるまで混ぜながら煮詰める。水気がなくなったら小豆をつぶして、出来あがり
[おはぎを成形する]
- もち米と米を一緒にとぐ。米2.5合分の水を入れ、30分浸し塩を入れて炊飯する。炊き上がったら、しゃもじ等でつぶす
- きな粉とすりごまにそれぞれ洗双糖と塩を混ぜる
- ご飯を俵型にまとめて、餡、きな粉、ごまなどで包んで完成
黒米おはぎにする場合
- 米1合に対して黒米大さじ1を加えて炊く
- 一般的なおはぎとは逆に、丸めた餡をご飯で包み込み、出来あがり

【啄木米・有機白米】 5kg
【啄木米・有機胚芽米】 5kg
【啄木米・有機玄米】 5kg
活農集団無天塾(岩手)
品種はあきたこまち。岩手山の麓、石川啄木の生誕地で栽培されたお米です。盛岡市、八幡平市、軽米町で、6名の生産者がきれいな水と空気の中、合鴨を利用して育てました。ふくよかな香りとつや、粘りがあります

【有機もち米・白米】 1kg
活農集団無天塾(岩手)
しっかりとした食感で、おこわやお餅、おはぎ作りにおすすめです。岩手山麓のきれいな水と空気の中で合鴨農法で栽培。収穫後、じっくりとムラなく乾燥させることで、一定した高品質を保っています。うるち米などの田が点在している場所で栽培すると、他の花粉を受粉してしまい、味や食感が変わってしまうため、もち米を一箇所に集めての団地栽培すなどの工夫もしています

【黒米】 200g
鹿北製油(鹿児島)
農薬・化学肥料不使用で栽培した鹿児島産の黒米です。古代米の一種。天候に強い品種で、冷夏、干ばつなど、悪条件でも生育します。秦の始皇帝が不老長寿のために主食としていたとされる米です。もち米や白米・玄米などに1~2割混ぜて炊いてどうぞ。もちもちと赤飯のような薄紫色のご飯に炊き上がります

【北海道産小豆】 200g / 1kg
ポラン オーガニックフーズ デリバリ(東京)
生産者:平譯優(北海道/農薬・化肥不使用)
小豆は皮からでなく芽の部分から水を吸うので、水に浸さずに煮戻します。水から煮ていき沸騰させると芽が開き煮ムラが防げます。小豆の赤色は邪気を祓うといわれ、その信仰と先祖への供養が結びついて彼岸におはぎを供えるようになったとされます

【星六のきな粉】 80g
星六(新潟)
農薬・化肥不使用の秋田産大豆を強火で香ばしく煎りあげました。色も濃く、大豆の旨味と香ばしさ、ほのかな甘みが味わえます。良質なたんぱく質やビタミン類、ミネラル類、食物繊維を含みます。おはぎやお団子に、あべかわ餅、くず餅、わらび餅などにまぶして、ドーナツやクッキー、プリンなどにも使えます。また牛乳を加えて、きな粉ドリンクにもどうぞ

【すりごま・黒】 35g
鹿北製油(鹿児島)
農薬・化肥不使用の国産黒ごまを、薪釜で煎り、小型の石臼で丁寧に一粒全体まるごとすり潰しました。ごまは良質のたんぱく質をはじめ、カルシウム、ビタミンB1、ビタミンEを豊富に含みます。おはぎ作りのほか、ごま和えやごまダレ、ドレッシングのほか、麺類やおひたしなど料理にふりかけたり、アイスクリームや牛乳に混ぜるなど幅広く使えます

【洗双糖】 500g / 1kg
(株)PODポラン オーガニックフーズ デリバリ(東京)
鹿児島産のさとうきびの粗製糖。さとうきびに含まれるミネラルを活かして作りました。さとうきびを搾り不純物を取り除いて濃縮し、洗糖分離機による粗糖表面の蜜膜分離と、少量の温水シャワーによる結晶表面の洗いを2回繰り返すので、洗双糖と名付けました。まろやかでクセがないので、煮物などの調理用から製菓用まで幅広く使えます

【有機特上煎茶】 100g
依田健太郎(静岡)
静岡・本山地区(ほんやまちく:安倍川上流域の銘茶処)の最深部、静岡市梅ケ島の標高800mの茶畑で栽培された一番摘みやぶきた種を、伝統的な標準蒸し製法で仕上げた有機特上煎茶です。水色は鮮やかな山吹色、まろやかな甘みとさわやかな香りが広がります。おはぎのお供にどうぞ