2016/07/04 作成
いよいよ夏も本番。今年の土用の丑の日は7月30日です。うなぎは古くから滋養食として知られ、土用の丑の日にうなぎを食べる風習がはじまったのは江戸時代、蘭学者・発明家の平賀源内のアドバイスを受けたうなぎ屋が「丑の日に『う』なぎ」という語呂合わせで売り出したところ、大繁盛したことがきっかけといわれています。うなぎにはたんぱく質や疲労回復に効果的なビタミンB1、B2、抵抗力を高めるとされるビタミンAなどが豊富に含まれています。夏バテしやすいこの時期、まさにうってつけの食べ物といえます


四万十川で獲れた稚魚のみを養殖
一般に「国産」と表示されていても、実際は中国や台湾などから稚魚を輸入して育てたものが多い中、高知・加持養鰻場では地元の漁師が漁獲した四万十川産の稚魚のみを育てています。養殖池の水には四万十川の支流・深木川の伏流水を使用し、磁場優化工事(活性炭を用いてマイナスイオン豊富な「場」を創る)を施した環境のもと、ゆったりと泳げるよう密飼いせず一般的な養殖密度の半分以下で育てています。そうすることでうなぎのストレス解消や病気の予防にもなり、抗生物質などの薬剤を使用することもありません。そして養殖池で使用された水は、四万十川の環境に配慮し沈殿ろ過してから川に排水しています。成鰻まで1年以上をかけて飼育されたうなぎは、固めの皮とプリっと引き締まった厚い身を持ち、天然うなぎと差異がないほどです

【特選うなぎ蒲焼(タレ・山椒付)】 160g
【うなぎ蒲焼(タレ・山椒付)】 約120g
【うなぎ白焼(タレ・山椒付)】 約120g
生産者:加持養鰻場(高知)
【蒲焼】は焼いたうなぎの骨を加えて1時間以上じっくり煮込んだ特製タレを使い、炭火で香ばしく焼き上げました。定番のうな丼、うな重のほか、ひつまぶしやうなぎ茶漬けにもどうぞ。【白焼】は生姜醤油やわさび醤油など、お好みの味付けでお楽しみください。塩焼きや煮つけ、酢の物もおすすめです。【特選うなぎ蒲焼】は通常のものより大きなサイズです
【ポラーノの料理酒 阿弥野】を使った酒蒸しで
ワンランク上の仕上がりに!
- フライパンに阿弥野大さじ2と水大さじ2を入れ、沸騰させる
- うなぎの蒲焼をフライパンに入れ、弱火で5分ほど蒸し焼きにする
- 残った水分を切り、たれを入れて中火でうなぎ全体に絡める
- 器に盛りつけて出来上がり!

【うなぎの肝】 60g
製産者:加特養鰻場(高知)
加持養鰻場のうなぎの肝をボイルしました。蒲焼のお供に肝吸いでどうぞ。お吸い物にはお椀一杯に肝一個が適量です。また、タレをつけたり、シンプルに塩を振るなどお好みの味付けで肝焼きにしたり、甘辛の肝煮もおすすめ。ほろ苦い肝は、酒の肴にもぴったりです。栄養たっぷりのうなぎの中でも、肝には特にビタミンAが豊富に含まれています

【ポラーノの料理酒 阿弥野】 500ml
製造者:青砥酒造(島根)
農薬・化肥不使用の国産・新米を原料に、五段仕込み製法で80日間かけ丹精込めて醸造した純米料理酒です。アミノ酸が一般的な料理酒の3.5倍含まれ、アルコール度数が18%を超える絞ったままの原酒なので、旨み成分が素材に浸透する力が強く、少量でとても高い効果が得られます。自然海塩・海の精を加えて不可飲処理をしています

【宍道湖の大和しじみ)】 180g
渡邊水産(島根)
光沢のある黒~褐色の殻をもつ、うまみたっぷりのしじみです。宍道湖は日本海の潮流と川から流れ込む河水が混じり合い、海水の約10分の1の塩分を含んでいて、この環境が美味しい大和しじみを育みます。土用の時期のしじみは年間を通して最も身が肥え、味も抜群。獲ってから冷凍する過程で旨みがさらに増しています。汁物にする場合、だしがたっぷり出るので味付けは味噌だけで十分です。冷凍のまま調理できます

【魚沼産・有機白米】 2kg
【魚沼産・有機玄米】 2kg
品種:コシヒカリ
生産者:いなほ新潟(新潟)
美味しいお米の産地として有名な南魚沼。巻機山(まきはたやま)や谷川岳といった2,000m級の山々からのミネラルをたっぷり含んだ雪解け水や、昼夜の気温差が大きいという自然環境のもと、農薬や化学肥料に頼らず、除草などにかかる労力もおしまず育んだ有機コシヒカリです。ふっくらとした炊き上がりのお米は一粒一粒に艶があり、旨み・香り・粘りが強いのが特長で、噛むと米の甘みが口の中に広がります