2017/02/06 作成
立春が過ぎだんだんと気温が上昇しますが、冬から春にかけては三寒四温といわれ、寒暖の差が激しい時期。空気も乾燥し、体調管理が難しい季節です。毎日の食事の中で野菜の力を上手に利用して体調を整え、春を迎える体づくりをしましょう
ふだん、薬味として使われる生姜、ねぎ、にんにくは薬効の宝庫といわれます。血液の循環を良くし、体を中から温め免疫力を上げる効果が期待できます
鶏肉を生姜やにんにくと一緒に煮込み、ねぎをたっぷり加えて作るアツアツの鍋はいかがでしょう。野菜や鶏の旨みが溶けだしたスープを飲めば体がポカポカと温まります
【大生姜】 150g
生産者:西村善徳(高知)
消臭作用や抗菌作用がある辛み成分ジンゲロールは、加熱するとショウガオールに変化します。ショウガオールは血行をよくして新陳代謝を高め、身体を芯から温める働きがあるといわれます。風邪の喉にも優しく、咳を鎮める助けにもなります

<材料>
生姜…150g、洗糖…150g、水…150cc
<作り方>
- 生姜を薄くスライスする
- 鍋に1.と洗糖、水を入れ、10~15分煮る
- ザルで濾し、煮沸消毒した瓶などに入れ、冷蔵保存する
生姜の成分が溶け込んだシロップ。お湯割り、甘酒、珈琲、紅茶にどうぞ。風邪のひきはじめには葛粉でとろみをつけるのもおすすめです

<材料> 2人分
鶏骨付肉…400g、豆腐…1丁、米…大さじ2、白菜…1/8株、生姜…親指大、葉にんにく…2株、にんにく…1かけ、きのこ…300g、だし…6カップ、塩・こしょう…少々、酒…大さじ2
<作り方>
- 骨付きの鶏肉はぶつ切りにし、熱湯にさっとくぐらせ、水洗いする。米はお茶パックに入れる
- 鍋に1.の鶏肉と米、酒、生姜のスライス、つぶしたにんにく、だし、塩少々を入れ、強火にかける。煮立ったら、弱火にして、アクを取りながら40分煮る
- 鶏肉のうまみが出たら、米のパックを取り出す。塩・こしょうで味を調えてから、豆腐、キノコ、白菜、葉にんにくを入れ出来上がり
【鶏骨付きブツ切り】 240g
生産者:シガポートリー 浜松支店(静岡)
ポラーノの鶏肉を骨付きのままブツ切りにしました。骨付き肉は骨に含まれるアミノ酸などの成分が調理すると一緒に出汁に染み出してくるので、旨みたっぷり。鍋ものやカレー、シチューなど煮込み料理にぴったりです。から揚げ、フライドチキンなどの様々な料理にも幅広く、ご利用いただけます
【白菜】 1/2個
生産者:飯塚功(茨城)
みずみずしくシャキッとした歯ざわりの白菜。漬物、煮物、鍋物、炒め物など、和洋中を問わず色々な料理に。柔らかい葉の部分は、サラダなどにしてたっぷりとどうぞ

体が温まる食べ物
- [ 穀類 ]
- もち米、玄米、あわ、ひえ、きび など
- [ 野菜 ]
- 生姜、にんにく、ねぎ、ニラ、人参、ごぼう、蓮根 など
- [ 肉類 ]
- 鶏肉、牛肉、羊肉 など
参考/生姜と葱の本(農文協)、ベジタ薬膳(まどか出版)
【自然純米・有機玄米】 5kg
生産者:三上新一(青森)
にんにくと同じく、青森北津軽郡中泊町の生産者・三上新一さんが栽培したお米です。田んぼに稲ワラとモミ殻を還しただけの、化学肥料と農薬を全く使用しない「土の力」を発揮させる自然農法で育ちました
品種:つがるロマン
【鶏ムネ肉】 200g
生産者:シガポートリー 浜松支店(静岡)
脂肪が少なく柔らかで淡白な味わい。にんにくやトマトソース、チーズなどによく合います。唐揚げや蒸し鶏、ソテーなどにも。自然風と自然光が入るよう工夫された清潔な平飼い鶏舎で68日、のびのび健康に育ちました
【牛ヒレステーキ用】 100g×2
生産者:興農ファーム(北海道)
脂肪が少なく赤身の多い肉は、サシの入った肉とは異なり、牛肉本来の旨味が楽しめます。自家製牧草のほか、屑小麦、屑米、米糠、ビール粕、でんぷん粕など、北海道内で入手可能なものを中心に自家配合の発酵飼料にしています