日本の柑橘の豊かさを満喫しよう 春みかん


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2011/01/31 作成

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熊本・津奈木甘夏生産者の会から、いろいろな柑橘類をセットにした《食べ比べお楽しみBOX》が、春の便りとともに届きます
柑橘類は5月に一斉に開花しますが、年内に食べられる温州みかんに対し、年を越えてから採果し食べ頃を迎えるみかんを晩柑といいます。様々な晩柑の中から、早春に食べ頃になる柑橘類をセットにしました
自宅で楽しむのも、贈り物にもおすすめ!それぞれの香り、味わいが楽しめます

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【春みかんセット】 5kg
デコポン 2kg:果皮が柔らかくむきやすく、甘みが強め
ポンカン 1kg:香り・コクが強く濃厚な味わい
伊予柑 1kg:甘みと酸味のバランスが良くジューシー
ネーブル・はっさく 合計1kg:強い甘みと香りのよいネーブル。ほろ苦く、さっぱりとした甘みと酸味のはっさく
冬こそ、みずみずしい柑橘を頬張って、リフレッシュ!様々な柑橘が楽しめるので、あっという間に食べきれます。風通しのよい場所に置いておけば日持ちもします

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津奈木甘夏生産者の会(グリーンネット結)(熊本)
津奈木町は、水俣病で知られる熊本県水俣市の北隣にあります。1960年代、水俣病によって近海漁業が営めなくなった住民たちは、日照に恵まれ水はけの良い斜面を活かした柑橘栽培で、生計を立てるようになりました。約30年前、水俣病患者とその問題に関心を持つ人々との「自分たちの健康は自分たちで守ろう」という勉強会の中から“津奈木甘夏生産者の会”が誕生。農薬や化学肥料に頼らない柑橘栽培にたどり着き、現在に至ります
1997年には、流通・販売を一貫して行う組織“グリーンネット結”が設立されました

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不知火海に面した津奈木町は、古くから柑橘栽培の適地です。リアス式の海岸線が続き、夕日が美しいところでもあります。ほどよい酸味と甘味をもつ私どもの柑橘類を、ぜひ今年もご賞味ください
今期の作柄
昨年の秋は雨が少なく、玉伸びは若干悪かったのですが、台風もなく、比較的順調に生育しました。しかしカメムシが異常発生し、温州みかんは大きな被害を受け、晩柑類も若干被害を受けました。年末からは九州地方にも寒波が襲来し、積雪もあり、すあがりの心配をしましたが、その後天候も回復し、収穫も順調に進んでいます
津奈木甘夏生産者の会のこれから
生産者は、高齢化の一途を歩んでいます。10年先を考えると大変不安な日々です。しかし一方で、水俣・芦北地域でも有機農業のネットワークが生まれ、若い人たちも関心をもって参加しています。持続できる有機農業を目指して、新たな取り組みを行いたいと思っています
水俣・水俣病の現状
1970年には、121名とされていた被害者の数は、いまや5万人となり、水俣病がどれほど深刻な環境汚染であったかが、ようやく明らかになってきました。しかし、その被害者への施策は低額補償の押し付けとチッソ分社化による資金調達策を合体させ、水俣病の幕引きを謀る、水俣病特措法が着実に進行しています。一方、7月の関西訴訟原告Fさんの棄却処分取り消し訴訟が勝訴し、認定基準に「医学的根拠がない」ことが明確になりました
そして、私たち(第2世代)が原告として、また支援者として闘っている水俣病被害者互助会訴訟は、胎児性世代に大きな被害が今も継続していることを明らかにし、チッソ・国・熊本県の加害責任を追及しながら、終盤戦に向けて正念場にかかります。水俣病事件の本質的解決策を求めて今後とも闘い続けます
また、長年、胎児性・小児性患者を在宅で支え続けてきた介護者(両親やご兄弟姉妹)が次々倒れて入院や手術などという状況となり、介護ヘルパーも長時間介護の体制がなく、大変な状況が続いています。昨年は居宅介護の新たなNPO法人「はまちどり」を立ち上げ、新たな支援体制を強化しようと苦闘中です。今年も山積みの課題が続きます
津奈木甘夏生産者の会(グリーンネット結) 谷 由布