2011/05/23 作成
静岡・駿河湾特産の桜えびの季節がやってきました。漁期が春と秋の年2回、それぞれ約2ヶ月に限定されている、旬の味覚です。今年の春漁は3/27に解禁され、初漁は4/5でした。4月は3回水揚げがあり、5月に入ってからは数日間連続で漁があるなど、これからますます期待できそうです
また、駿河湾のしらすの漁期は、3月から11月です。駿河湾一帯は、イワシ類の幼魚の生育に適した好環境。餌となるプランクトンが豊富で、質・味ともに日本一のしらすが獲れるといわれます
この時期 しか味わえない駿河湾の海の幸をお楽しみください
原浦商店は、富士山と駿河湾が一望できる静岡県静岡市清水区の由比港近くの浜辺にあります。由比漁港は、そのすぐ沖が駿河湾という絶好の位置にあり、とれたての新鮮な桜えびやしらすが水揚げされます


“生&釜あげ”はこの時期だけ!駿河湾産桜えび
桜えびは、日本で唯一駿河湾のみで水揚げされます。資源保護のため、漁は産卵期を除いた春と秋の年2回のみ。それぞれ約2ヶ月に限定されていて、生桜えびや釜あげ桜えびが楽しめるのはこの時期だけです
桜えび漁は夜に行われます。水揚げされた桜えびはすぐに氷漬にされ、鮮度抜群のままセリにかけられます
【生桜えび】生食にちょうど良い硬さのものを手で確かめて仕入れます。水洗いして、ある程度ヒゲをとり、色が黒くならないようにすぐに急速冷凍します
【釜あげ桜えび】原浦商店では昔ながらの埋込み式の大釜で茹で、手網のザルで桜えびの身を潰さないようにすくい上げます。一般的には、ボイラーで蒸して機械で茹で上げています
質・味ともに日本一!駿河湾産しらす
駿河湾一帯は、餌となるプランクトンが河川から豊富に流れ込み、滋養たっぷりのしらすが育ちます。しらすは日本各地で獲れますが、駿河湾で獲れるしらすは、質・味ともに日本一といわれています
由比のしらす漁は一艘引きで、短時間でしらすを傷つけることなく捕獲します。セリまでの時間が短いため、鮮度の良いものが仕入れられます
そのままわさび醤油などで刺身として、ご飯にたっぷりのせて丼に、かき揚げや和え物、パスタなどで駿河湾の春の味を満喫しましょう。桜えびとしらすを一緒に盛り付ければ、ピンクと白の色合いで食卓も華やかになります

【生桜えび】 100g
原浦商店(静岡)
プリプリッとした食感、生独特の甘みと風味が楽しめます。冷水(薄い塩水かレモン汁)ですすいで、そのまま刺身として醤油やぽん酢でどうぞ。ちらし寿司、山かけ、和え物などにもおすすめです
ある程度のひげは取り除いてありますが、気になる方は、ボウルに冷水を張り桜えびを入れ、割り箸でかき回すと取れます

【釜あげ桜えび】 100g
原浦商店(静岡)
大量の桜海老を一度に茹で上げることで、味わいや風味は、より一層濃厚になっています。そのままや、かき揚げ、和え物、パスタ、桜えびご飯などにどうぞ。程よい塩味があるので、味つけは少し控えめに桜えびはカルシウムやマグネシウム、EPA・DHA、タウリンなど栄養が豊富。殻から頭・内臓まで丸ごと食べられるので、栄養素も丸ごと取れます

【釜あげしらす】 100g
原浦商店(静岡)
獲れたてのしらすをサッと茹で上げました。釜あげ後、美味しさを損なわないよう急速冷凍しています。しらすは、カタクチイワシとマイワシの稚魚で、カルシウムが豊富。塩分も控え目なので、小さなお子さんからご年配の方にまでおすすめです。炊きたてのご飯にたっぷりのせ、お好みで醤油をたらしてどうぞ。大根おろしと和えたり、かき揚げ、パスタ、お茶漬けなどにも