さんまを食べてがんばっぺし! 岩手県陸前高田市 産直グループ


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2011/09/12 作成

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東日本大震災で壊滅的な被害を受けた、岩手県陸前高田市の産直グループから、今年も恒例の【直送 鮮さんま】が届きます
一時は連絡すら取れず、安否がつかめなかった、産直グループ代表の上野孝雄さんでしたが、津波で施設などをすべて流されたものの、加工作業場の建設地も決まり、この【直送 鮮さんま】から再始動します
お届けするのは、岩手県の大型さんま漁船が北海道沖で漁獲する、北の海でたっぷりと餌を食べ、脂をたくわえ、丸々と太った鮮度の良いさんまです。若い頃に遠洋漁船の漁師の経験がある、上野さんが厳選する【直送 鮮さんま】は、おいしいと毎年好評です。確かな目利きで選んださんまを、一度の冷凍過程も経ず、ご自宅へお届けします

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上野孝雄さん・孝行さん親子 11-239-03

感謝の気持ちを「鮮さんま」にのせてお届けします
災害見舞いやたくさんの支援をいただき本当に心温まる思いでした。皆さんの厚い厚い思いが有難く胸にひしひしと感じました
津波のあと海を見るのが嫌でした
自分たちがこれまで培ってきたものを全部うばい去ってしまった海が怖かったし恐ろしかった。自然がやったことだから誰も恨むことも出来ないし
でも今は海の青さを見るときれいだと感じます。そして私達の仕事は海がなければやっていけない…
海と仲良くしなければ自分達はやっていくすべがないと思うようになり、元の生活に一日も早く近づけるように努力して皆さんに恩返しをしたいと頑張っております
本当に本当にありがとうございました
会社もようやく予定地を見つけ着工の準備をしております
岩手県の期待を一身に背負って北海道沖へ漁に出ている漁船が水揚げする、活きの良いさんまを選りすぐってお届けいたします
産直グループ代表 上野 孝雄

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【直送 鮮さんま】  10尾
産直グループ(岩手)
■地元岩手の大型さんま漁船、第15三笠丸が北海道で漁獲
北海道花咲の東北東約120マイルで漁獲。大船渡に水揚げされるさんまです
■丸々と肥えた大型を厳選します
水揚げされたさんまを、鮮度保持剤等は使用せず、 紫外線殺菌をした海水を充填させ、お届けします
新鮮なさんまは、目はいききとし、腹はしっかりと張り、尾の付け根は黄色く、全体は青く輝く魚体です。新鮮なさんまのワタ(内臓)は苦味もなく、旨みがあるので、丸のまま塩焼きがおすすめです。さんまの捌き方のしおり付です

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一関市・大東営業所前にて八木澤商店の皆さん

岩手県陸前高田市で200年にわたって醸造業を営んできた「八木澤商店」も、津波で蔵も店舗も失いましたが、4月には新入社員を迎え、7月には岩手県一関市・大東営業所での営業を開始、加工工場建設の準備と再生への道を着実に進んでいます
それを支えているのは、本物を追求した“醤油”のおいしさに魅了された人たちからの励ましの声や、支援の心です。幸いにも、波に飲まれて紛失したと思っていた、醤油を仕込む杉樽が見つかり、酵母菌を採取することができ、八木澤商店の醤油の味はつながっています
また、NPO法人ポラン広場東京では「大木桶寄贈プロジェクト」を行なっています。何年か先の醸造蔵再建の暁に、新品ピカピカの醸造用大木桶を贈ります。基金に関する詳細は「がんばっぺし 岩手陸前高田・八木澤商店に醸造用大木桶を贈る基金の呼びかけ」ページをご覧ください

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【八木澤 国産丸大豆しょうゆ】  360ml
八木澤商店(岩手)
秋田産の大豆、米を使用したすっきりとした味わいが特長の天然醸造醤油。
豊かな風味・芳香・自然の色合いと、三拍子そろっています
刺身などのかけ醤油としてはもちろん、火を通したときにとても良い香りを放つ醤油なので、煮物やお吸い物、焼餅、焼きおにぎりなどの調理用にもおすすめです。ステーキの仕上げにフライパンにたらすと、ワンランク上の味に仕上がります

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【八木澤 味付ぽん酢柚子】  170g
八木澤商店(岩手)
徳島産ゆず果汁を30%加えたゆずぽん酢です。爽やかな香りが特長、果汁の多さを実感と豊かな醤油の風味が特長。岩手産小麦を使用した天然醸造醤油をはじめ、福井・河原酢造の天然醸造酢、甜菜グラニュー糖など選りすぐった国産原料を使い、丁寧に造りました
刺身、焼き魚、おひたし、餃子、温野菜のドレッシング、鍋、しゃぶしゃぶ、ステーキ、ハンバーグなどに。大根おろしと和えると、サッパリとした風味になります

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脂がのった旬のさんまの味わいは格別。あつあつのご飯との相性は抜群。もちろん、酒の肴にももってこい。タタキ、酢〆、蒲焼き、竜田揚げ、香草焼き、味噌漬け、つみれ汁など調理法は様々。あっという間に10尾のさんまが食べられます。海の香りと脂がのった日本の秋の味覚を満喫しましょう

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秋刀魚の梅煮
<材料>

さんま2尾、麺つゆ1/2カップ、水1/4カップ、料理酒1/4カップ、梅干し1個、大生姜スライス3枚

<作り方>

  1. さんまは、3等分に切り腹わたを流水で流し切りこみを入れます
  2. 鍋に、麺つゆ・水・料理酒・梅干し・大生姜スライスを火にかけ沸騰した所に、さんまを並べ落し蓋をし中火で約15分煮込みます
  3. 汁気が多いようなら鍋をゆすりながらさらに煮詰めます

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秋刀魚の蒲焼
<材料>

さんま1尾、小麦粉・菜種サラダ油適量、塩少々、醤油大さじ1、みりん大さじ1、洗双糖小さじ1

<作り方>

  1. さんまは頭を落とし、内臓を取り除き、水でよく洗ってから3枚におろし、半分に切ります。水気をふき、両面に薄く小麦粉をふります
  2. フライパンに菜種サラダ油を熱し、さんまの身を下にして中火で焼き、焼き色がついたら裏返して色よく焼き、取り出します
  3. フライパンに醤油・みりん・洗双糖を合わせて煮たて、さんまを戻し、フライパンをゆすりながら汁をからめテリよく仕上げます

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秋刀魚の竜田揚げ
<材料>

さんま3尾、揚げ油適宜、調味液…大生姜(すりおろし)大さじ1、醤油大さじ4、料理酒大さじ3、洗双糖小さじ2

<作り方>

  1. さんまは頭を落とし、内臓を取り除き、水でよく洗ってから3枚におろします
  2. 調味料に10分程漬けこんだ後、ペーパータオルなどで汁気を軽く押さえ、片栗粉を全体にまぶし、170℃の揚げ油でサクッと揚げます