2012/04/30 作成
1949(昭和24)年創業の登喜和食品は、東京都府中市で稲わらや経木を使った納豆や大豆を使った醗酵食品の生テンペや、そのテンペを使ったお菓子などを製造するメーカーです
原料はすべて《誰が》《いつ》《どこで》《どのように》作ったのかわかる納豆のために栽培した国産大豆。手作業で納豆菌をかけ、ひとつずつ詰めていきます。つくられる納豆は、国産大豆と自社開発の納豆菌と水のみ。それぞれの特性を活かし、醗酵食品の原点を守る伝統的な製法です。手作業で納豆菌をかけ、ひとつずつ詰め、醗酵・熟成。ひとの手と時間のかかった登喜和食品の納豆には、「日本の農業と食を守りたい」「農家との繋がりを大切にしたい」という揺るぎない信念ががこめられています
国産の大豆を使うことで、日本の農業を応援していきたいと思っています。また、日本の食文化を残していきたいと思っています。原料の大豆は、国産大豆100%、容器には藁づとをはじめ、経木、紙を使っています。特に昔ながらの“藁づと納豆”は残したい商品のひとつ。冷蔵庫のない時代からの伝統です。納豆菌は空気を好むので藁に包むことで日持ちがし、いつでも美味しく食べられました。また、稲藁を使うことが、日本の米づくり支援の一助になることも願っています
登喜和食品・二代目 遊作 誠
登喜和食品の納豆、おいしさの秘密
- 納豆のために作られた大豆
全国の契約農家が栽培する国産大豆のみを原料に使用しています - 自社開発の納豆菌を使用
使われる納豆菌は有機大豆の生産者の田んぼで育った稲の切り株から採取したものから培養。クセがなく美味しく、不思議なことに輸入大豆にはまったく無反応。まさに、国産大豆のための特別な納豆菌です。一般的な納豆は、業者で製造されたものを購入した納豆菌が使用されています - 優れた醗酵技術で大豆のよさを最大限に引き出す
「納豆菌は生きものだから環境が大事」とは、登喜和食品・二代目遊作誠さん。大豆は、常時5℃の低温倉庫で保管。製造環境の温度と湿度が納豆の品質に大きく影響します。大豆を浸しておく水の温度や醗酵室の温度・湿度などを、細かくデータで管理。また、登喜和食品では醗酵室を二つ所有。藁・経木・紙など大豆を包んだ容器により使い分けます。醗酵室の熱源には炭火と電熱ヒーターを併用し、醗酵室内で薫煙処理を行う「薫煙炭火造り」という登喜和食品独自の製法です。醗酵室にはおいしい納豆をつくる技が隠されています
【本作りわらづと納豆】 100g
茨城産小粒大豆と、日本各地から集めた農薬不使用の稲藁を使用しています。稲藁で直に大豆を包み醗酵させる、今では希少な本物のわらづと(藁苞)納豆です。
登喜和食品は、わらづと納豆の伝統的な製法を守り伝えていくことも、納豆メーカーとしての役割と考え、また、稲藁を使うことが、日本の米づくり支援の一助になることを願いわらづと納豆を作り続けています
【多摩納豆】 45g
「東京の農業を応援したい」という気持ちから生まれた、東京産在来種大豆を100%使った納豆です。容器には、群馬産天然松経木を使用しています。「地産池消」の商品としての販売はもちろん、都内の小学校の給食にも使われています。経木には天然の殺菌力があり、天然のグルタミン酸ソーダが含まれ、納豆の味を引き立てる働きもあります。また、木の香りが納豆独特の匂いを和らげ、やさしい味に仕上げる効果もあります
【小粒カップ納豆】 30g×3
北海道産小粒大豆を使用。フワッと香る心地よい香りと奥深い旨みは、昔ながらの製法を守っているからこそ。ちょっと歯ごたえがあり、かむほどに味わい深くなります。30gという食べきりサイズと使いやすいカップ容器は、使い勝手の良さに配慮。 納豆をより身近な食べ物としてほしいとの思いも込められています。忙しい朝やお弁当にも助かり、多くの方に指示される人気ナンバーワン商品
【北海道産大豆100%ひきわり納豆】 30g×2
北海道産大豆を使用。仕込む日の朝に大豆を挽き割ります。一般的なひきわり納豆が、既に挽き割られた大豆を仕入れつくられますが、登喜和食品では自社で大豆を挽き割ります。できるだけカット面を空気にさらさないようにすることで、大豆の酸化が最小限に抑えられ、大豆の美味しさが活きた納豆に仕上がります。また、大豆の皮は契約農家の肥料に使われています
主食のご飯に、一種類の汁物と三種類のおかず。三菜は、主菜一つと副菜二つ。主菜は、魚料理を中心に時々肉料理の動物性たんぱく質、副菜は大豆系と根菜系。決して贅沢な食材でなく、季節の旬の食材をバランスよく取り込みましょう
一汁三菜のよい点は、食べる量をきちんと把握できること。食べた量も、残した食材も把握でき、子どもの健やかな成長につながり、成人期の生活習慣病予防にも役立ちます
【出雲のアジ開き(どんちっち) 】 3尾(150g)
渡邊水産(島根)
春~夏に島根県浜田港に揚がった脂質10%以上の真アジを、鮮魚のまま開き、絶妙な塩加減で干物にしました。凝縮された魚の旨みを堪能できます
“どんちっち”とは、サイズ、漁獲時期などを厳選した島根県浜田市の水産物ブランド名。漁獲量も限られ、地元でも数件の干物店のみが取り扱うことが許されています
【小梅干】 200g
王隠堂農園(奈良)
奈良・和歌山・三重産の小梅と赤じそを昔ながらの製法で、程良い塩梅に漬け込みました。大粒の梅干しに負けない口当たりの良さと、食べやすさで人気があります。食欲増進や疲労回復効果も期待できる伝統的な保存食の梅干しは、お茶漬け、おにぎり、お弁当用などにも欠かせません
【天日干したくあん】 半本
海の精(東京)
下漬けに自然海塩海の精を使用した醗酵タイプの本格たくあんです。天日に干して旨味や甘味を凝縮した大根を使用。パリパリ、ポリポリと食感もよく、ほどよい塩気はお弁当のおかずとしても使えます。 また、千切りにし納豆と和える、短冊に切って炒め物にするなど、アイデア次第でバリエーション豊かな料理が楽しめます
【有明一番摘み焼のり手巻・おにぎり用】 2っ切40枚
【味付おかずのり】 8切5枚12パック
成清海苔店(福岡)
海苔の収穫シーズン初めの若芽のうちに摘まれる「秋芽一番摘み」はアミノ酸の含有量が他の時期のものに比べて抜群に高いのが特長です。磯の香りとサクサクとした歯切れ、すっと溶ける口どけの良さが味わえます。【味付おかずのり】は、魚介類のだしが隠し味。ご飯がすすみます