2012/05/07 作成
北海道利尻島にあるおだし屋・りせんは利尻昆布と国産の厳選素材を使っただしパックを製造しています。すっきりと澄んだ上品なだしが取れる利尻昆布は、料亭などで愛用されている最高級のだし昆布です。利尻昆布は稚内など北海道本島でも採れますが、りせんでは地元・利尻島で採れた利尻昆布のみを使っています。利尻島産の昆布は「島物」と呼ばれ、収穫量も少なく珍重されています
良質な素材でつくられたりせんのだしパックは、だしをとった後の中身も食べることができます。昆布はカリウムや鉄などのミネラルや、ナトリウム・コレステロールの吸収を抑える働きがあるとされるアルギン酸、ガン抑制効果が期待できるフコイダンなどが豊富。栄養たっぷりの昆布を最後まで無駄なくお使いください
利尻昆布は北海道松前半島から日本海、宗谷海峡を経て知床岬に生息し、利尻島のほかに稚内や礼文島などで採れます。利尻島は良質な昆布の産地として知られていますが、美味しい昆布が採れる理由は、利尻島の自然環境にあります。島の中央には利尻富士とも呼ばれる利尻山がそびえ立ちます。その山に降る雨や雪がミネラルや栄養分を含みながらゆっくりと地層へと浸透し、長い年月を経て島のあちこちで湧き上がります。その海中にあるいくつもの湧き水が、良質な昆布を育むのです
初めまして!利尻島のおだし屋“りせん”です
良質な昆布の産地で有名な最北の島・利尻島で、利尻島産昆布と利尻昆布に合う素材を全国から厳選しブレンドしただしパックを製造しています。小さな会社ですが地元の漁師さんとともに安心で美味しいおだしをお届けします
利尻昆布は美味しいだしが取れることで全国的に有名ですが、最近は家庭でだしをとる習慣が無くなっていく中で昆布の需要が低下し、昆布そのものの価値も低下しているように感じていました。そこで、簡単にだしがとれる「だしパック」を作ることで受け入れられ易くなるのではないかと考え開業しました。どなたにも簡単に使える本格的なだしを、安全で美味しいだしを、より多くの人に味わって頂きたい。そんな想いでひとつひとつ丹精込めてつくっています。だしをとる一手間を加える事で毎日の食事に幸福感、安心感を感じていただければと思います。そして利尻昆布が今以上に認知されることで昆布の価値が高まり、いずれは利尻島の水産物の売上増加など、島の振興の一助となればと思っています
3種類のだしは、それぞれ0.1g単位で配合を変え、何度も味見をして完成させました。1つのだしを全ての料理に使うのではなく、お料理に合わせて使い分けて頂ければと思います
りせん代表・山澤玉木
【いちのおだし】 7g×10
りせん(北海道)
利尻島産昆布と鹿児島産の荒節、本枯節をブレンドした3種類の中でもっともシンプルなだしです。利尻昆布はすっきりと澄んだ上品なだしが取れ、薩摩荒本節は力強い味と心地よく広がる高貴な香りが特長、本枯節はあっさりとした味で香り高くまろやかなのが特長です。お好みで塩をひとつまみ入れると旨味が引き立ちます。お吸物、だし巻き卵、茶碗蒸し、だし茶漬けなどに最適です
【にのおだし】 7g×10
りせん(北海道)
【いちのおだし】をベースに、長崎産のいりこを加え、風味豊かに仕上げました。長崎県近海で捕れた良質な片口いわし(いりこ)は香り高いのが特長です。魚の風味が増しているので味噌汁に最適です。また、めんつゆや味付けが濃いめの料理、だしを効かせたい煮物にもよく合います
【さんのおだし】 7g×10
りせん(北海道)
【いちのおだし】をベースに、熊本産うるめ節、宮崎産原木椎茸、鹿児島産鮪節を加えました。うるめ節は、魚臭さが少なくまろやかな甘みが特長です。すっきりとした利尻昆布とまろやかなうるめの風味が相性抜群、椎茸の香りがふわっと残り、深みのある味わいです。どんな料理にも合う万能だしで、煮物全般、めんつゆ、パスタなどの洋食にもおすすめです
りせんのだしパックの使い方
*500mlの水に対し1パックが目安です
- 袋のまま使う:5分お湯で煮出すだけで本格的なだしが簡単にとれます
- 袋を破って使う:袋を破って煮出すと濃いめのだしがとれます。また、隠し味として、チャーハン、ハンバーグ、ゴーヤチャンプルなどに使えます
- だしとり後も:だしがらは軽く炒って好みの味付けでふりかけに。また、調味料として、つくね、お好み焼きに混ぜるなど、最後まで美味しく食べられます
旨みの効いただしには天然醸造醤油など伝統製法で造られた良質な調味料を合わせましょう。定番の煮物や味噌汁、お吸い物、これからの時期に美味しいそうめんなど、色々な料理をお楽しみください
【ポランの料理酒】 720ml
都錦酒造(島根)/POD ポランオーガニックフーズデリバリ(東京)
島根の契約栽培農家が農薬不使用で育てた酒造好適米・五百万石と、中国山地から日本海へ流れる江の川水系の伏流水が原料。日本酒発祥の地とも考えられる出雲で技を受け継いできた出雲杜氏が、純米酒と同じ製造方法で醸造しました。風味豊かで、料理をひきたてます。およそ2%程度の食塩が含まれているので、料理の際には塩は控えめに調味するのがポイントです
【三州味醂】 500ml / 1800ml
角谷文治郎商店(愛知)
みりんの本場・愛知県碧南市で、歴史に磨かれた技を大切に守り醸造された本みりん。原料は有機もち米、米麹、米焼酎のみ。もち米の美味しさを「醸造」という日本の伝統的な技で引き出しました。キレの良い上品な甘さ、コクのある旨みで素材の持ち味を引き出し、見た目にも食欲をそそる照り・ツヤが出ます。魚や肉のくさみを消す、煮崩れを防ぐなどの効果もあります
【天然醸造醤油】 360ml / 720ml / 1800ml
酢屋茂(長野)
国産の良質な大豆と小麦を使用し、天然醸造に適した信州北蓼科高原で醗酵熟成させて造りました。もろみ作りの標準方式(こうじ10:塩水12)より塩水を約20%控えて仕込んでいます。こうじの澱粉が甘みを作り、水を控えた分旨みが濃くなります。甘みがありまろやかで、醤油本来の高い香りが特長。料理全般に使いやすい醤油です
【合わせ味噌】 750g
酢屋茂(長野)
信州北蓼科高原で、国産の大豆・米・麦を使用し、伝統的製法でじっくり醗酵熟成させて造りました。米味噌6:麦味噌4の割合で合わせた、深みのある味わい。鮮やかな山吹色が特長です
酢屋茂の味噌の仕込み時期は1月~春先にかけて。この寒の時期に仕込まれた味噌は、夏~秋~冬と季節の変化を経て熟成が進み、特有の深い香味・旨みが醸し出されます