2012/11/26 作成
今年も残すところ後わずかとなりました。クリスマス、年末、お正月と台所が忙しくなる季節がやってきます。美味しい料理を作るために欠かせないのは、味を決める調味料。調味料によって、料理の味が変わることもあるくらい重要です。特別な日には、とっておきの調味料で料理をさらに美味しく仕上げましょう
野菜や肉など、上質な素材の味を活かしてシンプルに料理を仕上げる基本の調味料から、いろいろ使える万能調味料まで。なにかと慌しくなる時期に備えて、日持ちのする調味料を早めに準備しませんか
基本調味料といえば「さ・さしすせそ」。順に酒・砂糖・塩・酢・醤油・味噌を意味し、煮物の味付けに使う順番でもあります
塩は砂糖よりはやく素材に染み込み、組織を引き締めるため、あとから砂糖を入れても甘みがつきにくくなります。そのため、砂糖や味醂、素材の旨みを引き出す酒をはじめに使います。醗酵調味料である酢、醤油、味噌は熱を加えると香りが飛んでしまうため、後から加えて風味を残すようにします。重要なのは「さ」と「し」の順番です。調味料を上手に使って、素材の味を活かして料理を楽しみましょう
【洗双糖】 500g / 1kg
POD ポラン オーガニックフーズ デリバリ (東京)
鹿児島産さとうきびを使い、ミネラル分を出来るだけ残した粗製糖です。まろやかでクセがなく、通常の砂糖と同様、どんな調理にも利用出来ます
さとうきびを搾り、不純物を取り除いて濃縮し、遠心分離機による「洗い」を2回繰り返しました(洗双糖の名前の由来です)。最小限の精製にとどめているので、コクと旨味があります。上白糖やグラニュー糖などの砂糖は、粗製糖をさらに細かく白くするために精製を繰り返します
【ポランの料理酒】 720ml
都錦酒造(島根)/POD ポランオーガニックフーズデリバリ(東京)
酒蔵のある島根県江津市は豊富な伏流水に恵まれ、良質な米の産地に囲まれており、酒造りに適した地域です。日本酒発祥の地とも言われている出雲で技を受け継ぎ、酒造り50年以上の熟練杜氏・岩成重徳さんをはじめとする蔵人が農薬不使用米と伏流水を原料に、純米酒と同じ方法で醸造しました。ミネラルを含んだ自然海塩・海の精を2%添加しています
【三州味醂】 500ml / 1800ml
角谷文治郎商店(愛知)
みりんの本場・愛知県碧南市で、歴史に磨かれた技を大切に守り醸造された本みりん。原料は有機もち米、米麹、米焼酎のみ。キレの良い上品な甘さはもち米のもの。コクのある旨みで素材の持ち味を引き出し、見た目にも食欲をそそる照りとツヤを出します
みりんはもともとお酒に弱い人などが好んで飲む、甘みの強い高級な酒でした。調味料として使うだけでなく、和のリキュール、甘味滋養飲料としても。お正月のお屠蘇にもどうぞ
【海の精(赤ラベル)】 170g / 350g
海の精(東京)
伊豆大島の海水だけを原料とし、塩田で太陽の熱や風などの自然エネルギーを利用して水分を蒸発させ、平釜で煮詰めて結晶させるという日本の伝統的な製法で作りました。粒が細かく、しっとりとしています。海水中の少量・微量の成分であるカルシウムやカリウム、マグネシウムなどが含まれていて、ただ塩辛いだけではなく甘味や旨味、ほのかな苦味があります。調理の際の味付けにはもちろん、付け塩としても美味しく味わえます
【有機純米酢 老梅】 500ml / 900ml / 1800ml
河原酢造(福井)
米酢を造るために有機米で酒造りから行っています。出来上がった酒のアルコール分を酢に変える菌を植えて、酒が酢に変わるのをひたすら待ちます。静置醗酵という伝統的な製法で行なうため5,000リットルの酒が酢に変わりきるのに約3ヶ月かかります。大量生産には向きませんが、米酢のイメージを覆すやさしい香りと穏やかな酸味が特長です。酢の香りが苦手という方にもおすすめ
【天然醸造醤油】 360ml / 720ml / 1800ml
酢屋茂(長野)
良質な国産大豆・小麦を使用し、じっくり醗酵・熟成させました。時間をかけて酵母菌などの微生物の働きを最大限に引き出し、醤油本来の香りと風味を大切に仕上げました。美しい琥珀色から漂う醤油本来の高い香りが特長です
もろみ作りの標準方式(こうじ10:塩水12)より塩水を約20%控えて仕込んでいます。こうじの澱粉が甘みを作り、水を控えた分旨みが濃くなります。どんな料理にも合うスタンダードな味わい
【合わせ味噌】 750g
酢屋茂(長野)
醸造蔵のある信州北蓼科高原は味噌作りに最適な環境です。仕込み時期の気温は0℃以下、平均湿度56%で、空気中の有害バクテリアが非常に少なく、夏は昼夜の気温差があり、酵母など微生物の活動が活発になり、美味しい味噌ができます。自然な気候・温度に任せてゆっくりと醗酵・熟成させた味噌をどうぞ
米味噌6:麦味噌4の割合で合わせた、山吹色がきれいな甘口タイプ。バランスのとれたすっきりまろやかな味わいで、ポランで一番人気のある味噌です
基本の調味料を揃えたら、そのほかの調味料もチェックしてみましょう。数多くある調味料の中から新しいものを選び、使うことは料理の楽しみの一つでもあります
【菜たねサラダ畑(国産菜種使用)】 650g
鹿北製油(鹿児島)
非遺伝子組み換えの国産菜種から搾りました。菜種を釜炒りし、菜種油の風味を損なわないよう、小型の圧搾機でじっくりと時間をかけて搾っています。素材の風味を損なわないよう精製し、和紙を使って濾過しました
クリスマスの揚げ物などにも大活躍。炒め物など火を使う調理のほか、このままドレッシングのタレに、またバターの代わりとしてお菓子作りなどにご利用ください
【有機トマトケチャップ・チューブ】 300g
光食品(徳島)
有機トマトをたっぷりと使い、有機玉ねぎ・にんにくでトマトの美味しさを引き立てました。素材の風味がしっかりとあり、甘みと酸味が活きています
そのまま料理につけることはもちろん、煮込み料理やパスタ・ピザソース作りなどの調理にもおすすめです。程よいトマトの酸味は料理の隠し味としても使えます
【有機トマトソース】 225g
光食品(徳島)
有機トマトの甘味と酸味を生かしたソースです。有機にんにく・玉ねぎ・生姜や香辛料と一緒にじっくり煮込み、味わい深く仕上げました。そのまま鍋にオリーブオイルと一緒に入れて温め、茹でたパスタと絡めてどうぞ。パスタソースのほか、ピザ、ラザニアソースなどにも。また、トマトの煮物、卵料理などにもご利用ください。砂糖不使用なので、甘めにしたい場合は【有機トマトケチャップ】を混ぜてどうぞ
【マヨネーズ】 300g
金野和敏(高知)
マヨネーズ作り約30年の金野さんが作りました。平飼い卵と非遺伝子組換え豪州産菜種の圧搾一番絞り油、りんご酢と地元高知の純米酢のみで作った、卵のコクを味わえるクリーミーさが特長です。良質な材料を使い、シンプルな工程で作っています。滑らかさは油の量によって決まり、長年の経験が物をいいます
サラダ、和え物、マヨネーズ焼き、マヨネーズ炒め、揚げ物や照り焼きのタレなどに。様々な料理の隠し味にもどうぞ
【オイスターソース】 115g
光食品(徳島)
アミノ酸、化学調味料は一切不使用。新鮮なカキが自己消化酵素で分解したカキエキスをベースに、イカと食塩だけを使い1年間じっくり熟成醗酵させた魚醤や天然醸造醤油、みりんなどの厳選調味料をブレンドしました。サラッとしていて使いやすいです
野菜炒めやチャーハン、焼そばなどに。中華料理にはもちろん、様々な料理の隠し味に
【やさかの有機塩こうじ】 200g
やさか共同農場(島根)
島根産有機米と京都産こうじ菌を原料につくった米こうじに、自然塩を混ぜて醗酵させた旨み調味料です。料理に少量加えるだけで、コクと旨みが増し、美味しく仕上がります
こうじが醗酵した旨味と塩味のハーモニーは、魚や肉料理の漬込み液に最適。野菜の漬け床や調味料・隠し味として和・洋・中様々な料理に使えます
【醤油こうじ】 180g
弓削多醤油(埼玉)
杉桶で仕込んだ天然醸造醤油と、米こうじを使って作りました。麹の酵素が、でんぷんやたんぱく質を分解し、甘みや旨味成分でもあるブドウ糖やアミノ酸を生成します。まろやかな旨味と甘みと、角のとれた醤油味の万能調味料です
醤油と同様に冷奴、お刺身、炒め物、煮物のほか、たまごかけご飯にも。肉・魚・野菜の漬け床としてや、そのままタレやディップソース、オリーブオイルやごま油と合わせてドレッシングにも
【ハーブリーソルト】 40g
ハーブスマン(茨城)
ハーブを知り尽くした有機ハーブ農家が、自家農園産の有機バジル・オレガノと自然塩をブレンドしました。素材に振りかけて調理すると、味付けがピタッと決まります。肉料理、魚料理、サラダ、卵料理、野菜料理などの下味から仕上げまで。あらゆる料理に大活躍。素材の美味しさを引き出し、手軽に家庭でハーブ料理が楽しめます