端午の節句の祝膳に 五目おこわ


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2013/04/15 作成

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3月に開催された《オーガニックショーポラン広場》で偶然隣り合わせのブースだった「浦部農園・浦部真弓さん」と「湘南ぴゅあ・平井みねよさん」。料理自慢の二人の「ポラン広場には美味しい素材がたくさんあるんだから、季節感がある身体にやさしい料理を、皆さんに楽しんでほしいなぁ…」という会話のなかから生まれました。今回は、端午の節句にあわせて「ポランの材料100%! 平井みねよさん特製・五目おこわ」を紹介
暮らしの中に伝統行事を上手にとりいれ、食卓に手作りの料理をのせることは、最高のぜいたくでもあります。忙しく過ごした一週間、時間のとれる週末や連休は、ひと手間かけた料理を楽しんでみませんか

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【有機もち米・白米】 450g
【有機もち米・玄米】 500g
浦部農園(群馬)
約3合分の真空パック包装。ふ先色が淡紅色の美しい稲の古くからある品種で、皇室で毎年栽培することでも知られています。ふっくらとお米一粒一粒がしっかり弾力を持ち合わせるので、五目おこわや赤飯なども美味しく炊き上がります。しっかりした弾力は、餅にしたときその効果を発揮。絶妙な粘りと歯ごたえを出すので、草もちづくりにもおすすめです

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浦部修さん、真弓さん

人と神様をつなぐもち米をぜひ毎日の食卓に
おもちは、昔から人の生命に力を与える食物とされ、お酒と並んで祭りや行事の供物として欠かせないものでした。その歴史は古く、年の暮れに餅をつき、正月に食べる風習は平安時代から行なわれていたようです。授乳期のお母さんのおっぱいの出を良くする、ここぞというときに力が出る、ともいわれ、日々の暮らしの中でも大切にされてきました
日本の食文化になくてはならないもち米ですが、その作付面積はイネ全体のわずか4%です。浦部農園では、希少品種の「まんげつもち」を満月姫と名づけ有機栽培しています。瑞穂の国にふさわしい美味しいもち米をお楽しみください
浦部農園・浦部真弓

浦部農園は、群馬・藤岡市で古代米や雑穀、豆を有機栽培しています。20年の試行錯誤を経て、米・麦・大豆を2年間の間に輪作(順番に作物を替えて栽培する)することで田んぼの抑草に成功、有機栽培技術を確立しました。研修生の受け入れも積極的に行っています。農園から8名の若者が巣立ち、有機農家として活躍しています

お米と一緒に炊き込める、在来種の美味しい黒大豆
数ある豆の中でも大いなる豆と尊称される大豆は、日本人の食文化に深く根付いてきたにもかかわらず、いまや国産は激減、遺伝子組換え大豆に押されて、優れた在来品種が次々に姿を消しています。浦部農園では、日本の風土にあった美味しい品種を残したいと、さまざまな在来種の豆を有機栽培しています

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【有機極小黒大豆(かむろ)】 300g
浦部農園(群馬)
国産大豆のなかでも希少な在来品種です。
いつものお米に混ぜて炊けばきれいなラベンダー色の豆ご飯に炊き上がります。極小粒で火の通りがよいので炊く前に水につける手間がかかりません。
様々な豆料理に使え、煎り豆、煮豆や豆乳づくりにはもちろん、ご家庭での納豆づくりにもどうぞ。
老化を防ぐといわれるポリフェノール、大豆イソフラボンを含んでいます。
使いやすいチャック付き袋です

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ぴゅあポークは、肉質がきめ細かく、加熱後も柔らかいのが特長。脂の質が良くて、臭みがなく、コクのある旨みと風味が広がります。赤身と脂身のバランスが良く、炒め物やソテー、煮物、揚げ物など、どんな料理にも最適です

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品種は、イギリス・ヨークシャー地方原産の中ヨークシャー種の交配種です。飼育期間が一般の養豚より長く、一頭あたりの肉量が少ないなどの理由から、わずかしか飼育されていない貴重な品種です
一頭あたりの飼育面積が広い豚舎で、210日間ゆっくり育てています。豚舎の床にはおが屑を敷き詰めています。おが屑には有用微生物が棲みつき、糞尿の醗酵分解が行われるので、悪臭がしません。広く衛生的な環境で豚はストレスなく健康的に育ちます。飼料は、非遺伝子組換えトウモロコシや大麦などの穀類をバランスよく配合した低カロリーな餌を与えています。30kg以後は、合成抗菌剤・抗生物質などの薬剤も投与していません

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【豚極粗挽肉】  200g
湘南ぴゅあ(神奈川)
ぴゅあポークの全部位を使用した粗めの挽肉です。通常の挽肉の挽き目は約3mmですが、【極粗挽肉】は7.5mmで仕上げました。通常の挽肉の倍の大きさに挽いてあるため、食感も良く、肉の美味しさが際立ちます
ハンバーグや麻婆豆腐、餃子、坦々麺、メンチカツなど、あらゆる挽肉料理にお使いください

自家生産したぴゅあポークを使用した加工品
健康に飼育した豚の精肉を調味料と香辛料でじっくり塩漬け熟成し、炭火乾燥後、桜の木のチップで燻煙する、昔ながらの製法で造られています。豚肉本来の旨味を存分に引き出せるよう、香辛料や塩、砂糖の使用は最小限にとどめ、卵など余分な物は加えていません

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【ロースハムブロック】  250g
湘南ぴゅあ(神奈川)
自家生産したぴゅあポーク豚のロース肉のみを使用し、独自の塩漬熟成・炭火乾燥・燻煙したロースハムです。しっとりとして柔らかな食感、深みのある味が楽しめます。サンドイッチやサラダ、厚めに切ってハムステーキ、お好みのサイズにカットして炒め物などに。賽の目にカットし、醤油麹に半日漬けることで、お手軽チャーシューのような味わいも楽しめます

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五目おこわ(中華風)(4人分)
家庭で手軽に楽しめる〈炊きおこわ〉です。調理のポイントは、もち米をごま油で炒めること。炒めることでもち米に熱が上手に伝わやすくなり、もっちり&パラッとした炊き上がりになります。また、熱も伝わりやすいので短時間で炊き上がるメリットもあります

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<材料>

もち米…3合、豚肉…200g、人参…100g、ごぼう…100g、干し椎茸…大4枚、干し桜海老…20g、極小黒大豆…大さじ1
調味料/中華だし…小さじ1、料理酒・醤油…大さじ1、塩…小さじ1/4、洗双糖…小さじ2、椎茸の戻し汁…200cc、干し海老の戻し汁…100cc、ごま油…大さじ2

  • もち米を洗ってざるにあげ30分水を切っておく
  • 豚肉に醤油・酒(各大さじ1/分量外)を絡めておく
  • 野菜は食べやすい大きさにカット(ごぼうはささがきに)
  • 干し椎茸を200ccの水で戻す(戻し汁も使います)
  • 干し海老は、100ccの水につけ、柔らかくする。もどし汁は漉して椎茸のもどし汁と合わせる

<作り方>

  1. 中華鍋(フライパン)にごま油(大さじ1)を熱し豚肉を炒め。色が変わったら野菜を入れて炒める。全体に油が周り良い香りがしてきたら調味料を加え、中火でしっかりと水分を飛ばすように炒める
  2. きれいにした中華鍋にごま油(大さじ1)を熱し、もち米を入れて透明になるまで炒める
  3. 炊飯器にもち米と(2)の具材と【極小黒大豆かむろ】を入れ、炊飯器の目盛にあわせ椎茸・干し海老の戻し汁を加え、一時間吸水させてからスイッチを入れる
  4. 炊き上がったら20分間そのまま蒸らし、全体をさっくりと混ぜ合わせる
    ★炊きあがって蓋をあけ、炊きむらがある時は少しおいてもう一度炊く
    ★もち米を炒めるとき焦げないように気を付けましょう
    ★水分の吸収は1時間かけじっくりと味を染み込ませる
    ★炊き上がり直後に、ボイル牡蠣などを加えて一緒に蒸らすのもおすすめ
    ★ゆで卵や木の芽などで彩り豊かに


五目ちまき(中華風)(4人分)
ちょっと面倒だけど家族で作って楽しんでください。本当に面白いし、美味しいです。感激ものですよ

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<材料>  中華おこわと同じ

  • もち米を洗ってざるにあげ30分水を切っておく
  • 豚肉に醤油・酒(各大さじ1/分量外)を絡めておく
  • 野菜は食べやすい大きさにカット(ごぼうはささがきに)
  • 干し椎茸を200ccの水で戻す(戻し汁も使います)
  • 干し海老は、100ccの水につけ、柔らかくする。もどし汁は漉して椎茸のもどし汁と合わせる
  • 竹の皮12枚使う直前にぬるま湯につけ柔らかくし水気を拭く

<作り方>

  1. 中華鍋(フライパン)にごま油(大さじ1)を熱し豚肉を炒め。色が変わったら野菜を入れて炒める。全体に油が周り良い香りがしてきたら調味料を加え、中火でしっかりと水分を飛ばすように炒める
  2. きれいにした中華鍋にごま油(大さじ1)を熱し、もち米を入れて透明になるまで炒める
  3. 炒めておいた具を戻し入れ、椎茸と干し海老の戻し汁を入れ水分が無くなるまでよく炒める
  4. 鍋から取り出しよく冷ます
  5. 12等分をし竹皮に詰めしっかりとタコ糸で締める
  6. 蒸し器に入れ湯気が上がったら30分蒸します
    ★竹皮に入れるときお好みでうずらの卵や甘栗などを加えても

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【桜えび(乾燥)】 20g
原浦商店(静岡)
静岡県駿河湾産の桜えびを素干にしたものです。無着色。天日で完全に干すことで、桜えびの香りが最大に生かされ甘みも増します
かき揚げはもちろん、お好み焼き・焼そば・野菜炒めなどに素干桜えびを入れると、本格的な味に出来あがります。料理にも使いやすく、また味わいに深みを加えてくれます

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【乾ししいたけ】 40g
吉田ふるさと村(島根)
島根産原木のみを使用し、じっくり時間をかけて栽培した原木生椎茸を、乾燥させて旨みを凝縮しました。肉厚で風味豊かな椎茸を干したので、水で戻すと傘はプリッとした食感で、香りも豊かです。煮物や佃煮にどうぞ。戻し汁は香り高く、旨みのある出汁になります。毎日の調理にぜひご利用ください