2013/07/22 作成
今週の特集は、赤身主体でヘルシーな北海道・興農ファームの牛肉と豚肉。そして久々に登場の茶路めん羊牧場のラム肉です。興農ファーム、茶路めん羊牧場はともに放牧を取り入れ、自家生産した牧草や干草、非遺伝子組換えの飼料を与えて、動物を育てています。こうした飼育法により仕上がった肉は、脂肪が少なく、良質なたんぱく質が豊富で赤身の味わいが豊かです。またトウモロコシなどの濃厚飼料を与えることに比べて、海外依存度が少ないことも特長です
暑さで食欲も落ちがちですが、北海道産の良質なお肉をしっかり食べて夏バテをしないよう気をつけましょう

興農ファームが目指すのは、畜産を軸にした循環型農法です。戦後、化学肥料と農薬を使ういわゆる近代農業が推進され、食料の大量生産が可能になり、多くの人口を養ってきました。しかし、その裏側では環境汚染と環境破壊が生じ、農産物をはじめとする食品の安全性が危惧されるようなりました。そのような中で興農ファームは、古来より人々が営んできた堆肥や残渣物を有効活用した有畜複合の循環型農業を、「改めて興していこう」という想いと、その普遍の価値観を学ぶという観点から始まりました
農場では、牛や豚の排泄物を堆肥に換え、農薬・化肥不使用で牧草を栽培。この自家製牧草を牛・豚に食べさせています。足りない部分は、国産の農業残渣物(小麦、大豆、じゃが芋、雑豆、米ぬか、もみ殻など)を醗酵飼料にして与えています

【興農豚バラ焼肉用】 200g
興農ファーム(北海道)
気候のよい時期は広い農場内に放牧し、野外に出られない寒い季節も自由に動ける広い豚舎の中で飼育した豚の肉です。運動量が多いため体力もつき、適度に脂肪が入ったしっかりとした肉質で、甘味と旨味が備わった味しい豚肉となります
焼肉用に少し厚めにカットしました。焼肉やバーベキューなどにご利用ください

【興農豚ロースしょうが焼き用】 200g
興農ファーム(北海道)
放牧を取り入れ、しっかり運動させて健康に育てた豚の肉は、臭みが少なく、もちもちとした食感で旨味たっぷり
生姜焼きや豚丼用にスライスしました。タレと絡んだときに、肉の旨味もしっかり味わえる、ちょうど良い厚みです。とんかつや野菜炒めなどにも、幅広く使えます

【興農牛カルビ焼肉用】 200g
興農ファーム(北海道)
興農牛は日本で唯一のYBB(ヤング・ブル・ビーフ)です。ホルスタイン種の雄牛を去勢せず、肉質の柔らかい若齢のうちに出荷されます。運動や日光・外気浴が出来るよう、広い開放牛舎で自由に動けるスペースもたっぷり。こうして健康に育った牛は赤身が多く、余分な脂肪もついていません。さっぱりとした中にも旨味とコクがあり美味しく、食べ飽きず、噛むほどに広がる旨味が特長です

【興農手作り生ハンバーグ】 120g×2
【興農手作り生ミニハンバーグ】 40g×6
興農ファーム(北海道)
興農牛と興農豚の挽き肉に、たっぷりの北海道産玉ねぎ、卵、国産小麦のパン粉等を加えて作りました。ふっくら柔らかく、ジューシーです
【生ハンバーグ】はボリュームのある大きさで食べごたえがあります。【生ミニハンバーグ】はお弁当やハンバーガーの具にも便利なサイズです

羊は本来草を食べて生きていく動物です。茶路めん羊牧場では冬の雪に閉ざされる時期をのぞき、春から秋にかけては基本的に放牧で羊を飼育しています。出産・授乳期間、ラム肉生産のための肥育期間は足りない栄養分は、大豆、小麦、ビートパルプ、炭粉などを自家配合して与えています。遺伝子組み換え飼料は不使用で、主に北海道産のものを使用しています。こうして育てた羊を生後6~15ヶ月齢で仕上げた肉はとても柔らかく、臭みもほとんどありません。羊肉は旨み成分のイノシン酸や脂肪燃焼を促進されるカルニチン酸などのアミノ酸を含むので、旨みがあってヘルシーといわれています。また、ビタミンB群はじめ各種ビタミン類・ミネラル、鉄分が豊富なので夏バテ対策にもおすすめです

【ラム焼肉用スライス】 300g / 600g
茶路めん羊牧場(北海道)
モモ・カタ・バラ肉をバランス良く盛り合わせました。すべて手切りしています。少し厚めのスライスですが、ラム肉は柔らかいので、適度な食感が楽しめます。まずは塩・胡椒だけで焼いて、ラムの風味を味わうのがおすすめの食べ方です。レモン汁などの柑橘系や、カレー・唐辛子系のスパイスも合います。牛肉と同じく、ミディアムレアでも食べられます

【ラム骨付きステーキセット】 300g / 600g
茶路めん羊牧場(北海道)
リブロースを骨付きでカットしました。ラムチャップとスペアリブの盛り合わせです。焼く前に常温に戻し、塩胡椒して、強火のフライパンでしっかり焼き色をつけ、火を落とし好みの焼加減に仕上げます。骨付きステーキは肉が縮まず焼け、骨からの旨味もでて、骨の皮膜が香ばしく仕上がります。その皮膜まで歯でこそげ落として食べるのが醍醐味です

【ラムカレー・シチュー用】 300g
茶路めん羊牧場(北海道)
首・スネ・バラ・肩の部位を、カレーやシチューなどに最適な角切りにしました。羊は世界各国で色々な料理で楽しまれています。日本では馴染みが薄い羊肉ですが、普段なにげなく食べている料理もじつは現地では羊肉を使って作られているものも多いです。豚、牛や鶏で作っている普段の料理を羊に変えて作ってみませんか