炊き込みご飯と具沢山けんちん汁で 秋のご馳走


13-243-00

2013/10/14 作成

13-243-ttl01

食欲の秋到来!実りの秋と言われるように、秋は椎茸、舞茸などのきのこ類、さつま芋、里芋などの芋類、蓮根などたくさんの野菜が旬を迎えます。一年中見かける玉ねぎ、人参、じゃが芋なども、秋から冬が一番美味しい季節です。野菜の旬というのは、もっとも多く収穫でき、もっとも美味しい時期のこと。さらに旬の時期は栄養価ももっとも高くなります。旬の野菜は美味しさ・栄養面以外にも、その時期体が必要とする作用をもたらしてくれます。夏野菜のトマトやゴーヤなどは熱った体を冷やす作用。秋から冬にかけてはさつま芋や里芋などの芋類をはじめ、南瓜や根菜類などの体を温める作用があるとされている野菜が旬を迎えます。旬の有機野菜をたっぷり使って、炊き込みご飯と具沢山のけんちん汁をどうぞ

13-243-ttls01

13-243-01

<材料> 米…3合、お好きなきのこ…300g、出汁…600cc、醤油…大さじ2、料理酒…大さじ2、塩…小さじ1/3

<作り方>

  1. 米を研ぎ、1時間浸水する
  2. きのこを食べやすい大きさに切る
  3. 1の米のみを鍋または炊飯ジャーに移し、出汁を入れ、調味料を加える
  4. 3にきのこを入れていつも通り炊飯して完成

13-243-02

【原木生椎茸】  130g
どさんこ木の子会(北海道)
椎茸の栽培方法には主に2種類あり、原木に種菌を打ち込んで栽培する「原木栽培」と、オガ粉と米ぬか等の栄養源をブロック状に固めた菌床で栽培する「菌床栽培」があります。流通する椎茸の割合は、平成21年の時点で菌床栽培が82%。原木栽培の生椎茸は希少となりつつあります。原木を使い、自然に近い状態で栽培した生椎茸は肉厚で、香りも抜群です。ぜひお試しください

13-243-03

【舞茸】  100g
飯石森林組合(島根)
島根県の山間にある飯石森林組合は地域の森づくりの担い手として、森林整備と持続可能な林業を推進しています。その一環として、新たな特産品づくりとして舞茸の栽培に取り組んでいます。自然に近い舞茸づくりを目指し、弾力のある触感、風味には定評があります。菌床栽培とは思えない、しっかりした味わいと香りをどうぞ

13-243-04

【黄金たもぎ茸】  60g
蟹江きのこ園(愛知)
だしが良く出るきのこで、炊き込みご飯やお味噌汁、吸い物、鍋料理に特におすすめです。もちろん天ぷら、炒め物などにも。鮮やかな黄色は、きのこそのものの自然な色です。免疫細胞を活性化し、成人病等に効果が期待できると言われているβ-Dグルカンが豊富。また、老化や疾病を食い止め、美白や紫外線カットにも有効とされる抗酸化物質・エルゴチオネインも豊富に含みます

13-243-05

【はなびら茸】  80g
きのこや松下(長野)
きのこ愛好家の間では「幻のきのこ」と呼ばれています。まるで白い花か、海のサンゴのような見た目で、その名の通り“料理の華”になります。火をしっかり通しても残る食感と、和・洋・中どの料理とも相性が良い味で色々な料理に利用できます。また、β-グルカンが豊富に含まれているため、免疫力を高める効果が期待できると注目されています

13-243-ttls02

13-243-06

<材料> 米…3合、切干大根・人参…20g、 ひじき…10g、出汁…600cc、醤油…大さじ2、料理酒…大さじ2、塩…小さじ1/3

<作り方>

  1. 米を研ぎ、1時間浸水する
  2. 乾物はそれぞれ水で洗って、ザルに上げておく
  3. 1の米のみを鍋または炊飯ジャーに移し、出汁を入れ、調味料を加える
  4. 3に乾物を入れていつも通り炊飯して完成

13-243-07

【芽ひじき】  50g
三陸水産(福島)
長崎産芽ひじきをボイルして乾燥しました。芽ひじきは毎年5月頃、ひじきの成長を促すために、間引きした芽の部分です。細くてしなやかな口当たりで、切らずにそのまま使えるのが魅力。ひじきはカルシウム、鉄、リン、カリウム、ヨウ素などのミネラルを多く含み食物繊維も豊富で血液をきれいにし、高血圧、動脈硬化の予防に効果があると言われています。炊き込みご飯や煮物、サラダなどにも

13-243-08

【有機切り干し大根(人参入り)】  46g
王隠堂農園(奈良)
滋賀産有機大根と人参を細切りにして、湯通し後、天日で自然乾燥しました。極寒に二度天日干しすることで、野菜本来の自然な甘みを引き出しました。乾燥させる事により、旨みや栄養価が上がり、出汁にも使えるほど味わい深く、歯ごたえもしっかりしています。炊き込みご飯や煮物などの和食のほか、スープなど洋食メニューにもご利用ください

13-243-ttls03

13-243-09

<材料> 人参、ごぼう、蓮根…各100g、こんにゃく…1枚、ごま油…大さじ1、昆布だし…800cc、料理酒…大さじ2、醤油または味噌…適量

<作り方>

  1. 野菜を乱切りにする
  2. こんにゃくは塩でもみ、出てきた水を切る。手で食べやすい大きさにちぎる
  3. 1と2をごま油で炒め、出汁を加えて野菜が柔らかくなるまで中火で煮る
  4. 最後にお好みで醤油または味噌で味付けして完成

13-243-10

【人参】  500g
北海道有機農協(北海道)、立野健(山梨)
昼夜の温度差のある北海道と、山梨の高原で栽培しました。香り豊かで濃厚な味わいです。人参の学名「Daucus carota」は、「赤くて温まるもの」という意味だそうです。これから寒くなる季節に備えて、人参などの根菜を積極的に食卓に取り入れていきましょう

13-243-11

【ごぼう】  300g
飯塚功(茨城)、大和田農園(茨城)
農薬・化肥不使用のごぼうは香り豊かで、じっくり加熱すると甘くなります。これから冬にかけては、風味がより豊かになる時期です。ささがきにして汁物の具や煮物、炒め物などに。水にさらすと出るアクはポリフェノールです。旨みもでてしまうので、アク抜きはせずご利用ください

13-243-12

【蓮根】  500g
POD要ファーム(茨城)
水面の茎が自然に枯れ、実が充実するのを待ってから収穫した、粘り・糸引き・甘味がしっかりある蓮根です。一般では、収穫前に蓮根が呼吸できないよう、茎を刈る又は水中に倒してしまいます。これは、酸素が送り込まれることで表皮に付く、酸化鉄の赤さび色を防ぐためです。見た目は良くなりますが蓮根の成長を途中で止めてしまうため、要ファームではこれを行わず、実がしっかり成長するのを待ちます

13-243-13

【有機こんにゃく】  220g
池谷こんにゃく(東京)
群馬産有機こんにゃく芋粉を使い、伝統的なバタ練り製法で作りました。バタ練り機という機械を使い、羽根を動かして「バタバタ」と音を立てながら、生地に空気を抱き込ませるように練り上げています。そうすることで、こんにゃくの中に小さな気泡ができ、味しみの良い美味しいこんにゃくに仕上がります。歯ごたえと味染みの良さが特長です