2014/06/30 作成
お待たせしました!毎年大人気の夏のくだもの、桃のお届けが始まります
生産者・久津間紀道さんの畑のある山梨県一宮町は、昼夜の寒暖差が大きく、桃の名産地として知られていますが、久津間さんの桃の美味しさの理由はそれだけではありません。化学肥料に頼らない土作り、こまめな世話と経験による摘果などがあってこそ、甘み・香り・果汁たっぷりのずっしり重い桃ができあがります。そして、“一番美味しい果実を食べてほしい”との想いから、じっくり樹上で完熟を待ち、ひとつひとつ食べ頃を確かめながら収穫して届けられます
今年も甘く香り高い桃をたくさんお召し上がりください




久津間紀道さんは、桃の産地として有名な山梨県笛吹市一宮で桃やすももなどを栽培しています。甲府盆地の東部に位置する笛吹市は、日照時間が長く昼夜の気温差が大きい、果樹栽培に適した地域です
久津間さんは、農薬を使わずに栽培するのが難しいといわれる果樹栽培でも、一般的な栽培の3分の1にまで農薬の使用回数を減らしています。化学肥料に頼らず有機質肥料を施し、しっかり土作りをした土壌は、多くの有用微生物が働きます。久津間さんの桃の花は、まわりの園地よりも5日ほど早く見事な花を咲かせます。これは土の中の有用微生物が活発に働くことによって、地温が高まるためです。土に力があるから、元気で健康な樹が育ちます。さらに、樹々の間隔を十分にとり、日光が充分に当たるよう剪定。日当たりと風通しをよくすることで病害虫の予防にもなります
また“一番美味しい果実を食べてほしい”との想いから、樹の上で完熟させて収穫しています。一般の桃は輸送の最中に傷むことを防ぐため、硬めの状態で収穫することが多いですが、久津間さんは、ぎりぎりまで枝において完熟を待ち、ひとつひとつ食べ頃を確かめながら収穫しています。多くの品種の中から、熟度を見極め、その時期に一番美味しい桃をお届けします
≪生産者便り≫
昨年の夏は40.9℃の暑さ、2月の大雪では140cm積もり、半年の間に常夏と豪雪地帯両方を経験しました。大雪では、多くの施設栽培果樹が影響を受けました
異常気象が直接響く農業ですが、幸い露地の桃、葡萄はそれほど影響はなく、気温が例年に比べて低かったため桃の開花が約1週間くらい遅れたものの、今年も順調に育っています。日川白鳳から始まり、次々と旬を迎えた食べ頃の桃をお届けします。どうぞ、今年もたくさんお召し上がりください
山梨・久津間紀道
一宮久津間グループ
久津間さんは地域の同世代の若い生産者たちと一緒に「一宮久津間グループ」として、桃やすもも、ぶどうなどのくだものや、晩秋にはレタスなどを出荷できる体制を作っています

【桃】 1kg
一宮久津間グループ(山梨)
樹上で完熟を待った桃は、ずっしり重く、豊かな香り、果汁たっぷりの甘い果肉が楽しめます。桃は高血圧に効果的とされるカリウムや食物繊維のペクチンが含まれます。また、クエン酸やリンゴ酸が豊富で、疲労回復や食欲増進効果が期待でき、夏バテ対策にもおすすめです。冷やしすぎると味や香りが薄れてしまうので、食べる1~2時間前に冷やしてどうぞ

【すもも】 700g
一宮久津間グループ(山梨)/勝沼平有機果実組合(山梨)
すももは、甘みや酸味のバランス、果皮や果肉の色も様々なたくさんの品種があります。程よい酸味と甘みで、スッキリとした味わいの「大石早生」から始まり、ハートのような形で良い香りを持つ「サンタローザ」、実はしまり、甘・酸がしっかりした「ソルダム」など、次々と旬を迎えた品種が登場します。すももは、お腹の調子を整える食物繊維や、カリウム、アントシアニンなどが豊富に含まれます

桃のコンポート
<材料>
桃…4個、砂糖…100g、レモン汁…大2
<作り方>
- 桃は洗って、種に沿って切り込みを入れ、実をねじって半分にし、種を取り出す
- 鍋に、1の桃と、レモン汁、砂糖、水をひたひたに入れ、中火にかける。煮立ってきたら、弱火にしてアクを取りながら5分程煮る。(煮すぎると、崩れてしまうが、足りないと色が悪く仕上がる)
- そのまま冷めるまで置いておき、皮は取りのぞく。鍋のまま、又は、密閉容器などに移し変えて冷蔵庫でよく冷して、桃に煮汁の色を移す。最低2日は煮汁に浸す。中心までピンク色にするなら4日以上浸してください

【洗双糖】 500g / 1kg
PODポラン オーガニックフーズ デリバリ(東京)
鹿児島産のさとうきびから作られた粗製糖です。最小限の精製にとどめ、さとうきびに含まれるミネラルを活かしています。さとうきびを搾り不純物を取り除いて濃縮し、洗糖分離機による粗糖表面の蜜膜分離と、少量の温水シャワーによる結晶表面の洗いを2回繰り返すので、洗双糖と名付けました。まろやかでクセがないので、料理やお菓子作り、保存食など何にでも使えます