暑い夏を乗り切る ネバネバ丼とぶっかけご飯


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2014/08/11 作成

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暑い日が続き、食欲の落ちる夏。火の使用も最小限で調理でき、手軽なぶっかけご飯や丼はいかがでしょう。しっかり食べて夏を乗り切りましょう
冷汁は九州の暑い夏を乗り切るために昔から食べられてきた家庭料理です。さらさらとして、暑さで食欲のない時でも食べやすいのが特長です。
ネバネバ丼は、旬の夏野菜もたっぷり食べられ、ねばりでご飯がすすみます。オクラやモロヘイヤのネバネバの素は消化を促し、粘膜を保護し、消化器官のトラブル予防効果が期待できます。ほかにも、タイのぶっかけご飯・ガパオライスや、麻婆茄子丼、お肉を炒めてそぼろご飯などもおすすめです

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【まあじ干物(中)】  3尾
【まあじ干物(大)】  2尾
橘水産(静岡)
干物の代表・あじ。身に厚みがあり、肉質がしっかりとしているので、食べ応え抜群です。旨味成分であるアミノ酸やイノシン酸が多く、魚脂にはEPAやDHAが豊富に含まれます。強火で身からキツネ色になるまで7割程度焼き、裏返して皮の方を焼いてください。冷汁や焼いて朝食に、ほぐして混ぜご飯、パスタなどにも

 
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【信州麦味噌】  750g
酢屋茂(長野)
良質な国産大豆と大麦を原料に、伝統的製法でじっくり醗酵熟成させてつくりました。麦味噌としてはやや甘さ控えめ、味噌本来の“美味しさ”“純な味わい”が充分に味わえるよう熟成しました。米味噌よりほんの少し塩分も控えめで、麦の香り・食感も楽しめます。味噌汁はもちろんのこと、野菜の味噌煮、ドレッシングなど幅広い調理におすすめです

 
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【和風だしの素・かつお】  5g×12 / 5g×12×3
POD ポラン オーガニックフーズ デリバリ(東京)
静岡県焼津市・新丸正の鰹節をベースに北海道・南茅部産の真昆布と国産の干し椎茸を加えてつくりました。抽出エキスではなく、素材を微粉末加工してそのままブレンドし自然な風味を活かしました。使いやすいスティックタイプで手軽に本格だしがとれます。1袋500ccが目安です

 
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冷汁風ぶっかけご飯

<材料>2人分
まあじ干物…2尾、合わせ味噌(または信州麦味噌)…大さじ2、出汁…適量、きゅうり…適量、薬味(青じそ、みょうが、小ねぎなど)…適量

<作り方>

  1. まあじ干物を焼き、骨と皮を取り除く。身をほぐして、味噌と合わせてつぶしながら混ぜ合わせる
  2. 冷ました出汁で(味噌汁よりやや濃いめに)溶き混ぜ、きゅうり、薬味を混ぜて冷蔵庫で冷し、温かいご飯にたっぷりかける

 
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【登喜和小粒納豆】  30g×3
【登喜和ひきわり納豆】  30g×2
登喜和食品(東京)
【小粒納豆】は、ちょっと歯ごたえがあり、かむほどに味わい深くなります。30gという食べきりサイズ、使いやすいカップ容器が、忙しい朝にもぴったりです。【ひきわり納豆】は、できるだけカット面を空気にさらさないようにして、大豆の酸化を最小限に抑え、大豆の美味しさが活きた納豆に仕上げました

 
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【オクラ】  100g
POD要ファーム(茨城)/吉沢文隆(長野)/額賀敏(茨城)
熱帯地方原産のオクラは、強壮作用があるとされ、体力を消耗しやすい夏にぴったりの野菜です。畑に咲く花は、ハイビスカスに似ていて熱帯地方を連想させます。おひたし、和え物、サラダ、切り口の星型を活かして料理のトッピングにもどうぞ。カレー、味噌汁、スープの具などにするとトロミが楽しめます

 
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【つるむらさき】  1束
かごしま有機生産組合(鹿児島)/額賀敏(茨城)/POD要ファーム(茨城)
つる性植物で先端の若い葉と茎を食べます。カロテンやビタミンC、B2、カリウム、カルシウム、鉄などが豊富な緑黄色野菜です。独特の風味とぬめり、コリコリッと歯ごたえの良い茎が特長です。アクは少ないので、調理もしやすいです。おひたし、和え物、炒め物、ナムルなど。独特の風味が苦手な方は、ごま油やにんにくで炒めたり、天ぷらにするのがおすすめ

 
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【モロヘイヤ】  1束
POD要ファーム(茨城)/額賀敏(茨城)
古代エジプトの王様の病がモロヘイヤスープを飲んで治ったことから「王様の野菜」と呼ばれるほど栄養のある野菜。カロテンやミネラルの含有量は野菜の中でトップクラス、ビタミンB群やCも豊富に含まれます。クセのない味で食べやすく、茹でたり、細かく刻むと粘りがでます。刻んでネバネバ丼や、おひたし、とろみを活かしたスープのほか、天ぷらにもどうぞ

 
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ネバネバ丼

<作り方>

  1. オクラ、つるむらさき、モロヘイヤはさっと茹でて刻む
  2. どんぶりにご飯を入れ、野菜、納豆(小粒かひき割りがよく合う)をのせる

お好みでパクチー、小ねぎ、青じそ、マグロ、いかなどを加えても美味しいです
オクラや納豆などのネバネバのある食品は複数組み合わせて摂るとより効果的といわれているので、色々組み合わせてどうぞ