味を引き出し、保存性と栄養価もアップ　作ろうわが家の天日干し野菜

2020/12/29　作成
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永く使えるステンレス製野菜干しバスケットを使って、手作り乾物を作りましょう
乾物は旨みがギュッと凝縮され、素材本来の味を堪能できる古くからの暮らしの知恵。野菜・きのこ・海藻などを乾燥させたものは乾物、魚など魚介類を乾燥させたものは干物(ひもの)と呼ばれます
切り干し大根のように乾燥させることで栄養価を増し、歯ごたえも強くなるため、生とは違った食感が楽しめます。乾燥させて水分を抜くことで雑菌の繁殖を防ぎ、保存性を高めることもできます
干し方も、3～5日ほどかけて完全に水分を抜く完干しと、3～6時間で程よく水分を抜く半干しとに分かれます。日光と風で乾かす天日干し、風通しのいい夜や日陰で熟成させながら乾かす一夜干しなど、素材に応じて変わります
干した野菜は煮物や鍋物、スープやみそ汁の具に、軽く水で戻して炒め物にも合います。空気が冷たく乾燥しているこの時期こそ、おうちで乾物を楽しみましょう。プロの作った乾物・干物もぜひどうぞ

干し野菜のきほん
きのこ・南瓜・大根・人参・ピーマンなど、水分の少ない野菜からはじめると失敗がありません。半生タイプの干し野菜なら半日でできあがり

＜作り方＞
生椎茸・マッシュルーム：石づきを切り落とし、笠をスライスして
しめじ：石づきを切り落とし、小房に分けて
人参・大根：皮のまません切りまたは薄切りにして
南瓜・蓮根：皮のまま薄切りにして
白菜：根元から縦に2～3カ所切り込みを入れ、手で割き葉を広げて
ピーマン：1/2または1/4カットし種をとって